すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

物の価値

 いよいよ愛車を手放すこととなったが、買い取り価格は何処も似たり寄ったりで数万円。まだまだ乗れる車では有るが、9年、9万k乗った車では有るし、良く見れば傷だらけであるから、やむを得ない価格かも知れないが、移動手段としての便利な道具と考えれば、余りに安いのではと、遂愚痴りたくなる。

 それに引き替え、今オークションに掛けている漫画雑誌がおよそ一万円で有る。これは一体何だ。まだ乗れる車がたかが漫画本数冊の値段か? まあ需給の関係。希少価値の違いと言ってしまえばそれまでだが、何か腑に落ちない物が有る。

 そもそも車検制度がまだ使える車を使えなくしているのではないか? 日本車は優秀で有るから、かなりの距離を乗っても壊れない。だから日本で廃車になったような物が、東南アジアやインド辺りで平気で乗り回されている。彼等にしてみれば日本はとても有り難い国に見えるだろう。

 私も果たして車検制度が無かったら、今回車を手放したかどうか疑問で有る。漫画本数冊とまだまだ乗れる車を秤に掛ければ、どちらを選ぶか自明の理で有ろう。それにしてもそれでもやはりはした金で手放すのだから、日本は金持ちになったのだろう。まあ、私の車を買った人が精々しっかり乗って欲しいものだと今は思うだけで有る。