Ｋさんがやって来て明日山形美術館へ行くからルートを調べて欲しいと宣う。自分の所にパソコンが無いわけじゃなし、自分で調べれば良さそうなものだが、自分で調べるのは面倒臭いのだろう。こう言う時は必ず我が家へやって来る。
手土産にラ・フランス3個ばかり持ってきたので、見放すわけにも行かないので調べてあげた。（ホント、貰い物には弱いのね。）そうするとやはり4時間近く掛かる事が分かった。得に荒川･胎内インターチェンジを下りてからが長い。その先はずっと山形まで下道なのである。
関東圏ならそこら中高速道路があるのに、何でこんなに地方は不便なんだろう。せめて片側一車線でもいいから高速道があれば、どんなに楽か。そりゃあ勿論都市圏に比べて利用者は少ないかも知れないが、地方は都市圏に対して水や電力、食料などの点で様々貢献しているでしょう。もっと地方を便利にしてくれたってバチは当たらないはずだ。
地方創世と言いながら、地方はどんどん切り捨てられ、都市圏は益々栄える。同じ税金を払っていても都市圏は便利さや様々な文化を享受出来る。しかしそれは良く考えてみれば地方が有ってこそなのだ。地方がお互い活発に交流するためには交通網の整備は不可欠である。どうか都市圏だけに目を向けず、もう少し地方にも光の当たる政策をやって欲しいものだ。
