今年は新型コロナウィルス肺炎が流行ったから、お山へはまだ行ってない。そしてこれが終息さえ未だ見当が付かないのだから、今年は恐らくもう行けまい。無論地元のお山へなら行けない事はないのだが、どうせならまだ登った事のないお山へ行きたい。
だが1年も登らないうちに著しく私の体力は落ちた。いや体力と言うより腰の具合だ。これがどうにも調子が宜しくない。散歩をしていても途中で休んで一旦腰を反らせたりしなければ、継続して歩くのがしんどくなる。
今日も今日とて私とマーさん、ウーさんの3人で外へ食べに出たついでに上越市のお店をぶらつく事になったが、ダラダラと歩くのが腰に来てしょうがない。足も疲れるし、暑いのも手伝って早く涼しい車内で腰を下ろしたい気分になった。さても私の腰は熟々疫病神と思う。
自分でも歩いている様が猫背気味になっているのが分かるが、さりとて姿勢を良くして歩くのは結構大変なのだ。そんな格好で歩いたら何キロも歩けまい。結局自分が楽な格好で歩くと、傍から見てひどく姿勢を悪くして歩いていると思われるのだ。
こんな有様だから、恐らく来年コロナ禍が収まっても山へ登れるかどうか分からない。やれやれ駄目になったもんだ。腎臓の機能が衰えてきたのも、腰が悪くなったのも、若い頃仕事で無理をしたせいであるが、それを今言ってみても始まらない。その当時はそうしなければやって行けなかったのである。
かと言って、何もしないで家でゴロゴロばかりしていいというものでも有るまい。やはり少しは体を動かさなければ、益々動けなくなる。やれやれこの調子でまた山に登れる日が来るのか？ 去年鹿島槍ヶ岳に登ったのが最後の花火とならなければいいが･･･。
