すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

 夕方、班への配りものを整理していたら、目の前を黒いものが過ぎった。何だと思ってよく見たら、黒い蚊だった。うむ、どうやら私が家へ入る時、体に付いて入ってきたらしい。余りに目の前をうろちょろするので、目障りになって潰そうと、両手でパチンとするのだが、アオラアオラしているくせに、こういう時はなかなか素早い。

 

 やがて身の危険を感じたか、視界から消えた。やれやれいなくなって清々したわいと配りものをしに出かけた。所が帰って来てパソコンの前に座ると、再び何処から湧いてきたか、件の蚊の奴が目の前を横切る。おのれ、ウルサイ奴め、成敗してくれんと盛んにパチンパチンを繰り返すが、忍者みたいな野郎で、ここぞと思えばまたあちらという具合で、オイラの手から巧みに逃れる。

 

 まあ、確かに蚊って奴はフラフラしてるようで、いざ叩き潰そうとしても、なかなか簡単に出来ないんだよね。で、一番頭にくるのが、こちらが灯りを消して寝ようとすると、どこからともなく現れて顔の辺りでプ~ンと羽音を立てる時。あ、蚊がいたのか、ウルサイ奴め。んで、灯りを付けると、いつの間にかいなくなっている。そのまま様子を見ていても一向に現れる気配が無い。

 

 こちらはもう眠いから、根負けしてまた灯りを消して床につくと再びプ~ン。オイラはやおらガバッと跳ね起き、

「おのれ、このこすっからい野郎め。ひとが灯りを消すとこそこそと出て来やがって。汚えぞ、テメー。堂々と勝負しやがれ。ハーハー。」

まあ、蚊に毒づいたとて始まらない訳ですが、これを繰り返しているとすっかり眠気が取れ、オマケに蚊が気になって尚更寝付けなくなる訳ですな。かくして夏の一夜は睡眠不足になる日が必ずあると言う事になる訳です。

 

 どうも蚊の野郎は(といっても蚊の雄は血を吸わない。雌の方が血を吸う訳だから、野郎じゃ無いんですけどね)こちらの体温か、または吐き出す炭酸ガスを察知してくるんだろうけど、こちらも敵が近づいてくるのが分かるセンサーみたいなものは無い物か。そうすれば此奴を退治出来るのに。え、そんなセンサーなんて必要ない。蚊取り線香置いとけば済む話ですって? ご尤も。