ピンポ～ン！
「ゲッ、拙い。誰か来た。クソー、人が○○○に入って○○○をしている時に限ってチャイムが鳴るんだから。」（○に適当な文字を入れよ。ただし同じ文字では無い）
「（えーい、うるさい、待っておれ）エー、おそれいりやすが、少々お待ちねがえやすか？」
「（ん？戸を開ける気配がしたな。さては此奴勝手に玄関に入ったな。おのれ、不届きな奴。何処のどいつだ。）」
ガラガラ－、ジャー。（音は何による物か想像にお任せします）
「何だ、マーさんか。この男はワシが○○○に入っている時に押しかけてくるとは。ええい、落ち着いて○○○が出来んじゃないか。お陰で何かちょっとし残したような気がするわい」（ええい、いい加減ヤメイ）
「ナヌ、注文したバッテリーはどうなったとな。ああ、それは催促しておいたんだが、入荷するのは明日以降になるから、発送はそれからだとさ。まあ、来たら連絡するから。丁度俺も買い物から帰って来たばかりだよ。ウン、いや運が良かったな。付いてる。イヤ、俺の手には付いてないよ。（何の話だ？）あ、コーヒーでも飲もうと思っていた所だ。それとも○○○入り、イヤ違った、ウコン入りの紅茶でも飲むか？」
結局拒否されてコーヒーになった。さてお茶の時間になるとこの男は早速政治談義を始める。ロシアのウクライナ侵攻についてだ。まあ時節柄しょうがないけど、ここで二人だけで論議したって始まらないんだよね。そもそもオイラは戦争反対主義者だから、幾らウクライナに理があろうとも戦争を何とか回避出来なかったかとの思いは今も強くある。開戦してしまった以上しょうがないが、一刻も早い終結を望むもので有る。
一頻り議論した後でマーさんは帰っていった。やれやれ、この所午後になるとやたら訪問者や電話が有ったりする。お昼寝したり、お散歩しようと画策するのだが、中々実行出来ない。いつも私が午後なら家に居るよと言っているのでそうなるのか？ ともあれ最近は午後自由の身になれない日々が続くのでした。
