午後、腰は痛いし眠いので、マッサージ機に掛かりながら惰眠を貪ろうと、毛布を用意してマッサージ機にお寝んね。う～ん、背中が良く伸びて気持ち良か～。えへへ、この分だと直ぐに眠ってしまうな。
と、そこへピンポ～ン。ありゃあ、誰か来た。うー、マッサージ機に嵌まっておるから直ぐに脱出出来ん。オーイ、ちょっと待っちょくれ。クソ、人が折角ウツラウツラした時に限って、こうなるんだから。えーと、リモコンでまずはこの椅子を起こさねばならん。あー、やっと脱出出来た。
あ、誰だと思ったらマーさんか。それに新入社員のM君ね。この荒れた天気の中よう来るのう。え、取材の帰り？ あ、そう。あら、また唐揚げをお土産にくれるのね。悪いなあ。でも、そろそろ飽きたから、この次は焼き鳥がいいぞよ。（コラッ！）
それにしてもこの二人出掛けると、必ずうちへ寄るね。さてはうちを喫茶店代わりに使っておるな。まあ、いいや。コーヒーを入れてあげるよ。ふふふ、今日はブレンド・コーヒーだ。角の有名デパート、白木屋、赤木屋、黒木屋、巷の某有名喫茶店なんぞにも売ってない我が家独自のオリジナル・コーヒーだ。あー、そこの凸凹コンビ達、心して戴くように。（要するに怪しいコーヒーって事ね）
それにしてもこの二人、仕事の途中でこんな所で休んでいていいのかい。え、普通の会社員だって営業中に喫茶店くらい寄るだろうって？ ご尤も。まあ、オイラは暇だからどうでもいいけど、会社にいるお局様達がうるさいだろうから、あまり長居はせんように。え、だからもう帰るって？ 悪いなあ、追い出したみたいで。（追い出してるじゃねえか）この次は休みの日にでも来なさいよ。音楽でも聴かせてあげるから。あ、そうそう、その時は焼き鳥ね。（アホ！）
と言う訳で、我が家はインチキジャズ喫茶の看板なんて上げなくとも暇人共が入れ替わり立ち替わりやって来て、流行らない喫茶店より余程お客がある？はい、だから何方でも来て貰っていいんだけど、オイラの昼寝の時間帯は避けて頂戴ね。
