すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

技術と体力の過大評価

 野菜の苗を植えるために畑へ畝作りに行った。連休中だがコロナのことが有るので、案外こういう所でこんな事をやっているのが一番良いのかも知れない。テレビのニュースを見てみると、今日はお天気が良かったので各地は結構人出が有ったみたいだし、高速道路も混雑したと言われている。人流が危ないと言われているのだが、どうもコロナ禍に慣れてしまって、危機感が薄くなっているのが気に掛かる。

 

 それはさておき、現地へ着き、早速畝作りに取りかかったのだが、普段碌に運動も力仕事もしてないので、ちょっと動いただけで直ぐに疲れるし、体のあちこちが痛くなる。ブログ仲間の野良猫様は直ぐ痛くなるのは若い証拠と言ってくれるが、ノメシコキの証では無いかと思ってしまう。(笑)

 

 結局畝を三つ、別にスイカとカボチャを植える場所を二つ、ネギを植える場所を三つばかり作ったが、もう息も上がるし、体が悲鳴を上げ始めたので、苗を植えるのは後日にした、それにしても情けない程体が利かなくなってしまった。自分ではまだ結構やれると思っているのに、実際やってみると思うように体が動かない。つまり気持ちは若い時の様に出来るつもりでいるのかも知れないが、実際の体は気持ちについて行ってないことになる。

 

 ところで昨日今日で山岳遭難が随分有った。これなんかも現在の自分の実力を過大評価してる所から起きているのではないかと思ってしまう。特に春山は天候次第で真冬と同じ状態になってしまうから注意が必要だ。どんなことが有っても遭難しないくらいの確実な行動が求められる。またそれに伴う技術が絶対必要だ。嘗て同じ時期に登ったことが有るから大丈夫は当てにならない。それは偶々天候が良かったから、運が良かったに過ぎなかったのではないか?

 

 たかが畑仕事をやっただけだが、もうこれだけ衰えていることを実感すると、安易に登山をすると言うことは現に慎まなければならないと言うことを痛感した。