久し振りに妙高市中郷のSさん宅を訪れた。○桐さんやYさんのコーン紙やエッジを張り替えて貰うためだ。もうかれこれ3年は行ってなかっただろう。Sさんは変わらずお元気そうで何よりだった。
さすがアンプを自作するだけ有って玄関には壊れた計器や真空管などが展示してある。
おんもろしろ~い。
まさしくこりゃあ工房ですな。
早速ざっと経緯を説明して直して貰うことに。但しコーン紙を張り替えるだけに、音が変わるのは○桐さんに承諾して貰った。一方Yさんの方はローサーの20cmフルレンジのようだったが、片方のユニットのエッジが無くなっている上にダンパーも無いみたい。コーン紙はオリジナルの物をそのまま使いたいそうだから、こちらの方が案外難物かも?
こちらは正常の方のローサーのユニットだが、片方のエッジを替えればこちらも替えない訳には行かない。
こんな風に柿渋を塗ったコーン紙にセーム革のエッジを貼ることになる。
訪れたついでに新作のウェスタン336Aシングルステレオアンプの音を聴かせて戴いた。これがまたいい。僅か出力は2W程度なのに、ちっともその非力さを感じさせない。解像度が高く。音のメリハリも良く、音も伸びる。アルテックA7から前回好評だったローサーにスピーカーを切り替えてもその感じは変わらない。やはりSさんはアンプ作りが上手いなあ。
Sさん新作のWE336Aシングルステレオアンプ
このスピーカーがいい音出してくれるのよね。
Sさんは仕事が沢山入っているので、出来るのはいつになるか分からないからと、一本だけだが○桐さんが使っているジェンセンA12と同じA12のコーン紙を張り替えた物を貸してくれた。これなら○桐さんも完成前にどんな音になるか想像出来る。はい、これで完成が楽しみです。果たしてどんな音になるか乞うご期待という所ですな。