エー、二日続きでオーディオの話で申し訳ありませんが、買ったばかりのCDプレーヤーで昨日から音楽を聴きまくっています。まあ、直にこの音に慣れて聞き飽きるのかも知れないが、アナログプレーヤーでレコードを鳴らしたような感じなので違和感なく聴ける。
今迄使っていたCDプレーヤーは前にも言った通り中古で6千円で買ったヤマハの物。これで聴いてもどうせCDだからとあまり期待せずに聴いていたから、そんなに不満は無かった。ただ如何せん、古い物だからどうしたって最新のCDプレーヤーと比べれば聴き劣りする。
たまにオーディオ仲間のセーさんの所のCDプレーヤーを聴くと私のよりもずっと新しいし、お値段も高い物なので音はずっと良さそうだ。良いと断定しないのはその他の機器、即ちスピーカー、アンプを繋げた総合的な音がうちの方が良いと思っているからである。（オーディオ・マニアって大概自分の所の音の方が良いと思っているんだよね）だから安物のCDプレーヤーでもそれなりの音が聴けるのだ。これがデジタル機器とアナログ機器の違いである。デジタル機器は価格の差程、音に凄い違いは無いと思っている。（まあこれは私の私見だが）
とは言えやはりハイエンドの物は当然安物とは違った音になるだろうと言う期待はあった。ただそれが所謂CD臭い音。つまり音は綺麗だが、暖かみが無い、力感に乏しい、音が固い、音が軽いなどと聞こえるのには変わりが無かったら、例え音のグレードが上がったにせよ私の満足の行く音では無いかも知れない。
そんな私の心情を見透かしてフーさんがスイング・アーム搭載のCDプレーヤーを紹介してくれたのは有難かった。実は私も最近CDプレーヤーは何を買おうかなあと検索していた所、クレルの高級プレーヤー、MD-1に行き当たったが、これが何とフィリップスのスイング・アーム、CDM3を搭載していて、アナログプレーヤーで再生したような音がするという事ですこぶる評判が良い。
それでスイング・アームを搭載しているCDプレーヤーは他にも有るのかなと調べていたら、ルボックスやスチューダー、マランツなどの古い製品に有るという。それでどうせ買うならルボックス辺りにすべえと狙いを付けてフーさんに相談すると、流石にそれは古すぎるからと結果フィリップスのLHH700になったと言う次第だ。
まあ、これとても古い製品だから、いつか遠くない時期に読み取りのレンズやレーザーピックアップがご臨終を迎えるかも知れないが、それはそれで構わない。これで再生する音が私の好みの音なのだから、敢えて最新の物を買わずにこれにしたのだ。でも何で最新の物はスイング・アームを使ってくれないんだろうね。多分本家供給元のフィリップスが生産中止してるからなのだろうが惜しいねえ。
今でもマニアの間では根強い人気が有るのだから、また生産開始してくれれば結構売れると思うのだけれどねえ。フィリップスさん、あきまへんか？ ま、ともかく好みの音がするCDプレーヤーが手に入って余は満足じゃよ。些か高かったけれど･･･。（それを言わなけりゃいいのに）
