以前に私が買っているコーヒー豆の輸入代理店から知らせが届いていたが、この度豆が切れたのまた購入しようとサイトを訪れたが些か驚いた。私がお気に入りの豆がほとんど売り切れとなっている。お安い価格だった物も少し値上がりしている。
実はちょっと前にこのお店からコーヒー豆の価格高騰のメールを貰っていたから、あああ、やはりという感じだったが、購入することになると現実を思い知らされる。メールの内容は以下のようであった。
＞4月ごろから急上昇したコーヒー生豆が、いまだに上昇し続けて戻る
気配がありません。
従来の高騰と異なり、ブラジルの減産、コロンビアのストライキ、
ホンジュラスの減産、インドネシアでの大手チェーンの大量買い付け
など、高値となる要素が多く、生産国が強気の価格をつけたまま動か
ない状態のようです。
と書いてあり、どうも生産国がスクラムを組んで豆の高騰を図っているような感じであった。原油などと同じくコーヒー豆もこうやって同盟を組むことがあるのねと、感心しながらも些か呆れてしまった。
しかし当事国の産業としては重要産業なのだろうから、例えコーヒー豆と言えど、その価格の高下には敏感になるであろうし、少しでも高値にしたいのは当然のことだ。でもねえ、消費者の側からするとコーヒーは毎日飲むものだから余り値上げをされると困るんだけどねえ。（笑）
更に言えば以前は容易に入手出来た豆が簡単に手に入らなくなったのも困る。例えばブラジルの「ショコラ」などは甘みがあり、私の好きな豆だったのだが、もう何年も手に入れてない。モカも高い「マタリ」などは買えず、止むを得ずグレードを下げた物にしている。
そういう訳で今回は少しグレードを下げたにもかかわらず、全体としては前回購入した時よりも少し高く付いた。まあ、グレードを下げたのでこの際豆をブレンドして誤魔化そう。（酷い!）エー、そういう訳で我が家へ出入りする諸君、我が家のコーヒーの味が少し変わったかもと感じるかも知れないが、それは多分気のせいだよ。（今更何を言うか）
まあ、コーヒー豆の値が上がり、こちらコーヒー党は音を上げると言うことですな。お粗末！
