生きているうちにもう一度海外旅行をと思ったが、このコロナ禍でどうやらそれも叶わぬ夢らしい。イタリア、フランス、それにもう一度スペイン辺りへ行ってみたかったのだが、こうコロナ菌が世界中に蔓延していては、落ち着いて見て回れない。
あと5年もしたらコロナは沈静化してくれるのだろうか？ その前にこちらの足腰が役に立たなくなるようだ。（笑）テレビなどを見ているとこのコロナ禍でも結構海外に出掛けて行く人達が少なくない。まあ、向こう見ずというか、大胆不敵と言うか、怖い物知らずと言うか、私にはとてもそんな勇気は無い。
人生の終わりに来てコロナに罹り、苦しみたくは無い。なるべくなら苦しまずに死にたい所だ。42歳の時に肺炎を経験しているだけに肺炎の苦しさはよく分かるつもりだ。しかしあの時の肺炎はまだ症状が軽かった。今度コロナ肺炎に罹ったらその比ではあるまい。
故にホイホイと海外へ出掛け、その代償に病をお土産に持ってきたのでは何にもならない。やれやれ仕事を引退しても中々悠々自適とは行かないものだ。仕事を引退すると即座に町内役員など、色んな役を引き受けてくれとお声が掛かる。やっとどうにかそれらをお役御免になれば今度はパンデミックとやらで自由に動き回れない。
せめて海外は無理でも国内だけでもと思うのだが、この案配だと来年も果たしてどうなることやら。家でゴロゴロするのが引退後にやる事とは、やれやれですな。
