マーさんが雨が今日は激しかったので仕事が休みになったと言って午後から我が家へ立ち寄った。そして使っている携帯電話がもうすぐ使えなくなるというので、この間から交換手続きをして貰おうと代理店へ行っているのだが、予約で混んでいて中々順番が回ってこないという。
今日は雨で自由に動けるのでまた代理店に行ったら今日も予約で一杯だが、明日なら空いているからどうかと尋ねられた。しかし明日は晴れるのでマーさんは仕事が有って行けない。仕事が休みの土、日はどうかと尋ねたらもう予約で一杯だという。
う～ん、弱りましたな。それにしてもコロナの予約のように申し込んでおけばいついつに手続き出来ますから、その日においで下さいとか言えないもんかねえ。そうすればマーさんだって日が分かっていれば予め仕事を休むからと言って手続き出来るのに。全く顧客サービスと言う物が分かってないねえ。(笑)
まあ、そもそも携帯が使えなくなるからと言って慌てて申し込もうとするからそんな目に遭うのだよ。その点ボクちゃんを見なさい。こうなることを予測して数年前にもう乗り換えて居ったとよ。しかもドコモから他社へ乗り換えるのでほとんど自分で手続きしちゃったもん。(もう忘れたけど）
しかし携帯を全く使えなくしてしまうと言うのは問題だ。スマホ的な機能は必要ないから携帯を使っているという人もいるはずだ。しかもスマホと違って小さいから何処のポケットにも入る。発信、着信操作も簡単だ。電話やカメラ、メール程度しか使わない人はこれで十分なんだから、無理にスマホに乗り換えさせる必要も無いと思うのだが。使用している電波帯の問題でも有るのか知らないが、ちょっと不親切のようにも思う。
これは我田引水になるが、レコードとCDの関係にも似ている。我が国はCDが発売になるや徐々にＬＰレコードの生産を減らして行き、終には全く生産しなくなった。(現在はまた少量生産されてはいるが）そのためレコードプレーヤーは打ち捨てられ、レコードはゴミ箱行きとなった。
しかし欧米では依然としてＬＰは生産されているし、それを再生するプレーヤーも現在も作られている。要するにあちらは今現在使われている物を決して使えなくなるようにはしないと言うことだ。一見すると消費天国のようなアメリカでさえそうなのに、我が国は何と冷たいことか。無理矢理新しい物に切り替えさせてしまう。
ところでスマホと携帯の使用者の占める割合はどれくらいなのだろうか。調べてみると2021年4月時点でスマホの占める率は92.8％でここ10年で急速に増えたという。まあ私もその一人なのだが。(笑) だが少なくとも携帯の使用者が1％を切るまでは使えるようにしておく責任が有るのではないか。
コロナのワクチン予約の時もネットでなるべくお申し込み下さいみたいなことを言っていたが、スマホもパソコンも持ってない人はどうすれば良いのか、誰かに頼みなさいと言うことか。そんなことより自治体が人を出してネット予約を受け付けますのでどうぞと代行すれば良いでは無いか。まあ、そうやった自治体も有るみたいだが当然の処置で有る。今の時代簡単に弱者切り捨てが行われているようで悲しい。
最近は行政上の手続きをネット上でなるべく行わせているようだが、スマホやタブレット、PCを持たない人に無理やる買いなさいと行っているように聞こえる。以前は役所へ行けば面倒がらずにちゃんとやってくれたのに、お役人に楽をさせるために庶民に負担をかけていると感じるのは私ばかりか？
スマホの乗り換えから飛んだ脱線をしてしまったが、行政サービスは弱者をまず第一に優先させなければならないと言うことを今一度思い起こして戴きたい物だ。
