テレビを見ていてそう言えば我が家のテレビも大分使っているなと気が付いた。このテレビを買ったのは丁度今の家に建て直すときだったから、かれこれ11年になる。かなり長持ちしていると思うので、一体テレビの寿命がどれ位か調べてみた。
無論視聴時間にも依るが、大体液晶テレビだと7～10年程だそうな。う～む、そうか。そう言えば買うときにこのテレビは大型52インチだから、故障したらえらく修理費がかかりそうだと思ったから、あの時は確か8年くらいの保険に入ったんだっけ。
液晶テレビという奴は大体バックライト辺りから先ずやられる。当時はバックライトがLEDに切り替わる最中だったのだが、私の買った奴は廉価品の旧型だったので、まだLEDでは無かったのだ。だから心配して保険に入ったのだが、得てしてこうやって保険に入ると長持ちするのよねー。（笑）
まあ、反って7，8年目くらいに壊れてくれた方が部品を取り替えるので、よりいっそう寿命が延びたんではないかと思うが、そうこちらの都合の良いようには行くまい。（笑）まあ、今もって見ることが出来るのは有り難いことだが、流石に寄る年波には勝てないのか、電気屋さんで見るテレビと違って画面がやや暗いように感じる。これは経年変化のせいなのか、単に性能の差なのかは分からないが、もう少し明るければなあと言う所で有る。
さりとて壊れてもいないテレビをおいそれと買い換える訳には行かぬ。大体が４ｋ、８ｋテレビと言ったってそもそも放送しているのがNHKくらいだし、それも過去の番組や地デジやBSでやっている番組の再放送がほとんどである。そりゃあ画面が綺麗に越したことはないが、それよりも内容で有ろう。
ちょうどオーディオで再生する音楽と似ていて、いくら音が良かろうと演奏内容が凡庸だったり、とても聴くに堪えない歌だったりすれば、音の良さが反って仇となろう。幾ら画面が綺麗でも内容が伴わなければ見るに値しない。どうも最近は機器の性能は良くなっても番組に面白い物が少ない。NHKは必死に４k、８kの宣伝をするよりも先ず番組の充実に力を注ぐべきだ。最近はNHKのどのチャンネルを見ても再放送ばっかりで呆れる。
我々から高い受信料を取っているのだから資金は豊富にあろう。ちょっとは新しい番組を作ったらどうだ、ああん。エー、ちょいと脱線してしまったが、とにかく老骨に鞭打って今もしっかり働いてくれている我が家のテレビ様に感謝です。このまま後４年くらい頑張って働いておくれ。オイラ銭ッ子無いんだから。（可哀想なテレビだ事）
我が家の液晶テレビ君は主人に金が無いのを知っていて、健気にも老骨に鞭打って働いてくれている。嗚呼、有り難や、有り難や。
