すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

戦争は文化を遠ざける

 ロシアがウクライナに侵攻して戦争となったが、犠牲となるのは何も罪の無い一般市民や子供達で有る。プーチンのやり方も問題だが、どうして各国ともこの侵攻を止め荒れなかったのかという疑問が残る。どなたかも仰っていたが戦争は悪で有るし、平和は善だ。平和でこそ様々な文化、芸術を楽しめる。恐らく侵攻されたウクライナ、また仕掛けたロシアも今やのんびりと芸術鑑賞に浸ってはおれまい。

 

 だから私は戦争はいやなのだ。お金を掛けて物を破壊し、人を殺める。どう考えたって馬鹿のやる事だ。攻めた方も攻められた方も甚大な被害を出す。それだけのエネルギーとお金が有ればどんなに建設的なことが出来ようか。

 

 第一次大戦、第二次大戦を経験してもなおまだ人類は争い事を止めようとしない。全然進歩していない。ひょっとして人は殺し合うために生まれてきたのか? そうではあるまい。特定の人達によって憎しみ、いがみ合うように誘導されているのだ。こう言う為政者達は一体何を目的に国を導いているのだろうか? どうせいずれ自分だって寿命が来ればこの世をおさらばしなければならないのに、世界を混乱に陥れ、他国の人達を脅かす。自分が歴史に名を刻む一員になりたいのか。アホラシイ! 人を殺して名を残したとて何の意味も有るまい。

 

 そんな輩よりも例えば秘境ムスタンの地で農業指導に半生を捧げた故近藤亨氏だとか、アフガニスタンで井戸建設などして現地住民の生活改善に当たった医師の中村哲氏などが本当にエライ人達なのだ。彼らのやり方は決して感謝されこそすれ、憎まれる様な事はない。憎しみや不満の無い所に争いは起きまい。

 

 私は芸術、文化を楽しみたい。戦争が始まれば最初にこれらが規制される。まっぴら御免だ。好きな音楽を自由に聴けないなんて、また暗黒の時代が来るのは嫌だ。最近は日本も相手基地先制攻撃などと物騒な事を宣う自民党先生もいるようだが、そんなにやりたいのなら、真っ先に貴方が志願して戦場に行ってくれるのでしょうな。国民を巻き添えにするのだけは御免被りたい。

 

 最近はなにやら世界全体がきな臭くなってきているが、今回のウクライナ侵攻では世界各国やロシアでも戦争反対の声が上がっている。通信機器が発達したお陰で情報統制が効きにくくなってきているお陰だ。こうした戦争反対の声を皆が挙げる事によって戦争の惨禍を少しでも食い止める事が出来るかも知れない。私はとにかく何があっても戦争は絶対反対です。