町内で今流行の非接触体温計を買う事にしたのでネットで注文した。この手の物は安い物から高い物まで様々出ているが、安かろう悪かろうでは困るので、そこそこの値段の物を買った。お値段6,600円也。まあ、私個人で買うならもっと安い物にするが、どうせ町内のお金で買うんだから、そこはちょいと気張りました。（これだもんね）
ネット注文は直ぐに品物が来るからいい。早速箱を開けて取り出してみると、本体、それに簡単な説明しらしき物と体温測定に際しての注意書き、そし小袋に小さなプラスドライバーとネジ2本が入っていた。ん？、このドライバーとネジはなんじゃいなと思ったが、取り敢えず説明書を読んでみる。まあ要するに単4乾電池を2本入れ、その後の操作の仕方などが書いてあるようだ。
そこで何はともあれ乾電池を入れる事にする。だがどうも乾電池を入れる所の裏蓋の表示が変だ。2本入れるのだから普通それぞれの穴のところに＋、－の表示が有る筈なのにこれは片側しか記されてない。入り口に近い方に＋、奥の方が－になっている。で、取り敢えず2本とも入り口側を＋にしてみる。しかしセンサーの液晶表示は何ら点灯しない。つまり導通してないのだ。では逆にしてみるべえ。だが結果は同じ。
そこで今度は片側は出口側を＋、奥を－にもう片方は逆にして電池を入れてみる。しかしまたもや結果は同じ。そして最後にそのまた逆もやってみたが全然反応しない。うーむ、こりゃあどうしたことじゃ。やはり中国製は当たり外れが多いのか。でも『日本管理医療機器認証済み』と有ったから、そんなに悪くは無いだろうと思っていたのに、こら何じゃい。次第に怒りがこみ上げてきた。
届いた商品に異議申し立てをする期限は届いてから5日以内となっていたから、早速販売元と楽天に抗議のメールを送った。そうして返金して貰うより交換希望としておいた。向こうからの連絡が来るまで、しょうがないからもう一度箱を見たり、商品を見たりしていたが、ふとまだ箱の中に何やら紙切れらしきものがまだ有るのを発見。
え、箱を振った時はあと何にも出て来なかったはずなのに、まだ残ってたの？ さては箱の入り口辺りに引っかかって出て来なかったのか。で、取り出してみると、こちらが正真正銘の取り扱い説明書だった。ちゃんと電池の入れ方も書いてある。そして驚いた事に乾電池を入れたあとに付属のネジで締めろとある。エー、そんなやり方聞いた事無いよ。道理で作動しなかった訳だ。更にその後ウォームアップのため10分間待てと有る。アイヤー、たまげたあるね。カップラーメンじゃ有るまいし、電池を入れてから10分間待つなんて初めてだあ。
でもそれを実行したらいとも簡単に動作した。と言う事はヒンエ～、抗議のメールを取り消さにゃならん。す、すいませんでやした、販売店様、楽天様。（アホ、このおっちょこちょいめが！）幸い向こうから連絡が来る前に訂正出来て良かった。後で販売店の方から解決が付いて何よりでしたのメールを戴く。全く穴があったら入りたいくらいの心境でした。「七度探して他人を疑え」の諺があるけれど、まさしく今日の私がそれでした。それにしてもホントにおっちょこちょいだなあ。
