最近長年オークションに出していた品物が何故か売れた。本当に長年で3年以上も売れなかった物が有る。それも一つだけならまだしも4つも5つも売れるとはどうしたことだと思いたくなる。まあ、余り深く考えないで、漸くツキが回ってきたか程度に考えていればいいのかも知れない。
しかし中にはもう下ろそうかと考えていたレコードが売れるのだから分からない物で有る。まあ、そう簡単に諦めてはいけないという好見本ですな、これは。それから私が廃品回収業をやっていた時に見つけた将棋の古本、これは結構価値があると思っていたのに中々売れなかった。ふ～ん、世間の人は見る目がないのうと思っていたが、漸く目利きが現れたかと我が意を得たりの心境だ。
でも長期停滞品みたいになっていた品物がはけるのは嬉しい。それにしてもここへ来てゾロゾロと売れなかった品物が売れるというのは誠に不思議だ。この分だと他の品物も売れてくれるかも知れない。余程売れない品物は取り下げようかと思ったが、こうなると欲が出て来て、もう暫く置いておこうかという気持ちになるから現金なものですな。
とは言っても値段的にはどれもこれも大したことがないから、売れたって懐が豊かになる訳じゃない。でもね貰い手のなかった娘を貰ってくれる人が現れ、娘の価値を分かってくれた。もうそれだけで嬉しい物ですよ。そんな心境です。はい、何事も粘らなきゃ駄目って事ですな。
