我が家のエアコン様は昨夏よりストを起こして使用不能だ。だからコンセントを抜いてある。さて今夏もエアコン無しで過ごそうかとも考えていたが、やはり寝苦しい夜は欲しい。そこで思い切って修理を頼んだのだ。恐らくガス欠だろうと思っていたらやはりそうだった。ガス欠なら幾ら購入後11年経とうがガス注入ぐらい出来るだろうから、そんなに修理費は掛かるまいと高を括っていた。
ところがその頃のエアコンと今のエアコンは詳しくは知らないが、ガス注入に使う道具とやらが違うという事で出来ないと言う事だった。そう言えば以前私が町内会長をやっていた時に、エアコンが効かなくなったので、エアコン取り付けの仕事をしていた幼なじみのＷ君に頼んだところ、やはりそんな事を言っていたのを思い出した。結局集会所のエアコンは新しい物を購入せざるを得なかったのを覚えている。
で、我が家のエアコンも結局そうなった。（涙）機械は壊れていないのに取り替えるなんて何か納得が行かないが、自分でガスを詰められる訳じゃ無し。新しく買い換える事になった。で、外へ用事に出たついでに電気屋さんによって注文したが取り付け料が馬鹿高い。
今迄エアコンの取り付けはＷ君に一切頼んでいたのだが、彼は非常に安くやってくれていたのだ。今更ながら彼の有り難みが分かる。だからエアコンが壊れたら、ネットで一番安い物を買って彼に取り付けて貰うと、市内の電気屋さんに頼むより数万円も安くなるのだった。だが今はそうも行かない。
結局エアコンの購入費と取り付け料で16万円程の見積もりになった。ひんえ～、オイラ、修理の事しか頭に無かったからこれは堪えるベ。ど、どこに16万なんて金がある？(知るか！）うー、今月はあとは水だけだな。やっぱり今年も夏は我慢の方が良かったかも知れない。(笑)
それにしても日本は本当に使い捨てになったねえ。使える物を廃棄してしまうんだから。だからエアコンの古物なんてあちらの屑屋さんが回ってきて喜んで持って行きますよ。全く勿体ないねえ。
ヨーロッパの国々は良いものを長く使おうとするのに日本はこれだもんね。最近は円安に移行しているし、これじゃそのうち本当に貧乏国になっちゃうよ。それから慌てて節約しようたって長年の使い捨て文化は一朝一夕じゃ直りませんよ、フントに。我々みたいな貧乏時代に育った者はどうしたって使い捨て文化に馴染めない。ホントに使える者を捨てるのは残念ですな。
