すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

郵便の遅れ

 他県へ送ったカレンダーが4日掛けてやっと着いた。昔は2日もあれば届いたのに余りにも遅すぎる。土、日が入れば下手をすると1週間かかる。こんなに遅くては郵便お役目を果たしていないと言っても過言では無い。クロネコあたりのメール便の方が余程早い。

 日本郵便ゆうパック事業の方が忙しく、普通郵便までは手が足りないのは分かるが、そもそも郵便事業の原点は手紙を届けることでは無かったのか。民営化すれば活性化するようになると言っていたが、結果はこの有様である。反って手数料は上がるし、サービスは悪くなるしで国民にとって何一つ良いことは無かった。

 

 ただでさえ電子メールの普及で手紙離れが進んでいるのにこの有様では尚更手紙離れが進むであろう。こんなに遅く配達されるのであったら、もう郵便局は手紙部門は止めたらどうかと皮肉の一つも言いたくなる。どうせ儲かっていないのだろうし。(笑)

 

 今、共同通信の朝刊には郵便の父、前島密の小説が掲載されているが、前島氏も草葉の陰で嘆いておられるだろう。手紙は通信網が発達した現代では時代遅れなのかも知れないが、それでも考慮を重ねて書かれ、送られてくる手紙には電子メールと違う味わいがある。しかし、それも届くのにかなりの日数がかかるようでは興ざめである。

 

 ナヌ? 急ぎのようだったら速達にせよだって? バカ言っちゃいけません。そこまでお金を掛けちゃもはや楽しい文通なんて出来やせんでしょう。低料金だから良いのです。尤も最近は高くなりましたが。(笑)ともかくこれでは益々手紙離れが進むことは必至ですな。郵便局殿、ご一考を。