すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

電気代

 今年も頭の痛くなる季節がやって来た。それは蓄熱暖房を入れる時期となったからである。とにかく蓄熱暖房機を入れると途端に電気の使用料が跳ね上がる。まだ電気代が安かった頃は11月も後半となれば蓄熱暖房機のスイッチをオンにしていたものだが、ここ数年は12月になるまで入れないで、エアコンで堪え忍んでいる。(涙)

 

 そして我が家は2台の蓄熱暖房機を使用しているのだが、今年はそのうち玄関に設置してある1台を未だ稼働させないでいる。少しでも電気代を減らすためだ。昨年は年間の電気代が36万円を超えた。つまり月平均3万円の家賃を払っていると同じで有る。尤もオール電化だからこの料金で光熱費一切を賄っていると考えればそんなに高くないのかもしてないが、うちは太陽光発電もしているので、これがなければもっと掛かっている所だろう。

 

 今年は後一ヶ月を残して年間の電気代は28万円ちょっと。恐らく12月の電気代は4万円は行くだろうから結構今年も掛かっている。昔は年間3万円もかからなかったのに今じゃトホホな料金だ。果たして今月いっぱいもう1台の蓄暖を稼働させずに済むか。全ては今後の気温次第。寒波次第だ。

 

 それにしても日本の電気料は高すぎまっせ、ホンマに。これは電力会社の寡占化でどうしても高くなる。危険な原発を建てさせるのは小規模企業では原発は建てられないからだ。つまり中小企業に電気市場に介入させないために原発やら火力発電所を建てるのである。もっと自然エネルギーを利用し、中小企業が参入出来れば電気料金はずっと下がるのに敢えてそういう事を政府はさせないのである。

 

 つまりは大手の電力会社と政府が献金などで結びついているからだ。その為に我々庶民がこんなお高い電気を使わなくてはならないとは、これはもう悲劇ですな。2016年に電力の自由化が成されたが一向に電気料金は安くならない。まあ、確かに一挙に自然エネルギーによる発電が増える訳では無いので致し方ないのかも知れないが、少しでも増やす方向に行かなければ電気代が下がるはずも無い。

 

 政府は危険でお高い原発を稼働して一向に電気代を下げる気が無いようだ。やれやれ困ったものだが、選挙でそう言う施策をやる政治家を選ぶ我々にも責任があるんでしょうな。結局はまだこの国は民主主義が根付いていないという事か。(涙)