午後からヨーさんのお店へレコードを届けに行ったらケイ・スターのSP盤を聴かせてくれた。パティ・ペイジも歌っている「チェンジング・パートナー」という曲だったがこれが結構良かった。パティ・ペイジとは全く別物の歌のように歌っていたが、大体日本と違ってあちらの歌手は同じようにはほとんど歌わないんだよね。だって同じように歌うって事はその人の個性が無くなると言う事だから、そういう風には決して歌わない。まあ、日本の場合は歌っている歌手が違うだけで自分風にアレンジなんか決してしないもんね。まあ、どちらが良いかは個人の好き好きだが、アタシャ、ジャズが好きだから同じ様には歌って欲しくないですな。まあ、いずれにしても日本のジャズ歌手と違う所は歌唱力が全然違うという事。声量があるし腹の底からちゃんと声が出ている。そこへ行くってえと日本のジャズ歌手は形だけ真似してるだけだもんね。これじゃちょいと寂しいというもんですよ、アアタ。
閑話休題。久し振りにSP盤を聴いた物だから、自分も聴きたくなって夕食後聴きまくった。いやあ、やっぱりいいですな。何より音が濃く、力がある。もうこうなりゃLP何て聴いてられませんよ。ジャズ、クラシック問わず次から次へと掛ける。何せ片面1曲しか入ってないから直ぐ終わる。(笑)
で、色々探しているうちに面白いレコードが見つかったから紹介しちゃおう。まあSPファンはもう既に知っていると思うので素通りを。(笑)最初にピクチャーレコードでっせ。LPは良く発売されているので別に珍しくも何ともないが、実はこれSP盤時代から有ったんですな。
綺麗でしょ。
裏面でっせ。
お次は紙製のSP盤、ヒット・オブ・ザ・ウィーク。蓄音器で掛けよう物なら針圧で穴が空いちゃう?
まあ、アタシャゲテモノばっかり聴いている訳では有りませんよ。ちゃんとこう見えても正当なクラシックを聴いております、オッホン!(威張るほどの事じゃないと思うけど)今日はあのクライスラーの兄が弟の曲を弾いているという盤を紹介します。ちなみに兄の名前はヒューゴ、そして弟はフリッツですが、兄はチェロを弾き、弟はヴァイオリンという訳ですが、この盤では弟は兄のためにピアノを弾いています。これを再生するとう~~~~~~~ん、いい。(笑) やはり弦楽器はSP盤に限ります。
こちらはお馴染み「愛の悲しみ」裏面は「ドリゴのセレナーデ」です。
と言う訳で今日はSP盤でお耳の洗濯でした。