ターさんに頼んでいたデジタルアンプが音を出せるようになったので、持ってきて貰った。早速音出しです。しかしその前に試聴していたターさんの説明によると
「歌謡曲のCDやBGM用のアンプとしては使えますが、アナログレコードでは、低音の出方が不足し、高域では歪みぽい感じがします。定格入力1.1V 定格出力91W/8Ω S/N43dB(370kHzの)ノイズが180mV常にでます。f特7Hz~39kHz(この両端を超えると出力ゼロに落ちます。)注)100Hzで定格出力を出すと、焦げ臭い臭いが出ます。」
との事。まあ値段が値段からしょうがない。そうは言ってもターさんの話ではこのくらいの基盤ならもっと安い物が有るという。いや~、こちらはデジタルアンプの知識は全く持ち合わせていないので、そう言われても判断出来ません。(笑)
さあ、その音ですが悪く有りません。何せ写真でご覧のように普段使っている機械に比べれば超お安いコンポで鳴らしている訳ですから、文句を言ったらバチが当たります。(笑)プリアンプはヨーさんに作って戴いた1万円のバッテリー・ドライブのプリ。CDプレイヤーとスピーカーは戴き物。今回のデジタルアンプが16,000円。つまりトータル26,000円です。これ、どう聴いたって26,000円の音じゃないよね。
まあ,実際はCDプレイヤーもスピーカーも元々は値段が有ったんだから、0円て事にはならないんだろうけど、それにしても何ら不満のない音です。まあターさんの言うようにもっと出力を上げればアラが見えてくるのでしょうが、この部屋では十分な音量で、これ以上あげる必要は有りません。フーさんの言うように確かに今の20万くらいのアンプに匹敵する音かも知れません。まあ、そうでなくともこんなに小さくて、軽くて、出力がそれなりに有るのだから、これは面白いアンプと思います。
このアンプに関してはハイエンド・アンプにはなれないだろうが、メーカーが本腰を入れてデジタルアンプを開発すれば、ハイエンドな物が作れるかも知れません。案外それはもうすぐそこまで来ているのかも知れません、とにかく今回は勉強になりました。教えてくれたフーさん、音を出せるようにしてくれたターさんに感謝です。暫くはこの玩具で遊べそうです。(笑)
取り敢えずスピーカー、CDプレイヤー、プリアンプに今回のデジタル・パワーアンプを繋いで音出ししてみました。
こんな小さな物でこれだけの音が出てくるのだから、技術の進歩は大した物です。さて今度はこれをケースに入れてやらねば。