すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

やはりここに有ったか

 先頃購入したチェロのプリアンプ「アンコール」であるがフォノ入力がMM/MC対応となっているのに何処で切り替えるのか分からなかった。何せ中古で買った物だからマニュアルが付いてこない。試しにフォノ入力へプレーヤーのMC出力を繋いでみたがMM入力に切り替えられているらしく、一向にゲインが取れない。

 

 止むを得ず今迄使っていたプリアンプをAUX入力にぶち込んで使っていたが、「オーディオの足跡」に書かれている解説を読むと

「フォノ回路を重視した設計を採り入れたコントロールアンプ。

オーディオスイートで展開されたイコライザー段を継承して搭載しています。
回路はゲイン36dBから60dBまでの3段切換えが可能となっており、そのままで低出力MCカートリッジにも対応しています。また、入力インピーダンス及び負荷容量の組合せも3種類が選択できます。」

と書かれている。ならば是非ともフォノ入力に繋げて活用しなければ意味が無い。だが果たして切り替えスイッチは何処に?

 

 機械の前にも後にも無ければ後は内部を探すしか無い。ターさんにその事を伝えるとターさんもそう思ったらしくネットで調べてくれて中のディップスイッチで切り替える事が分かった。そこで蓋をはぐって中を見ようとしたが、何と蓋のネジが星形で我が家に有る星形ネジのドライバーは蓋に使用しているような小さな物が無い。そこでターさんがわざわざ自宅まで取りに行ってくれた。感謝です。

 

 蓋を開けてみた所切り替えのディップスイッチは片チャンネル3箇所。しかしマニュアルが無いので、入力インピーダンスや負荷容量の切り替えは正しい切り替えが分からない。これはスイッチをどちらかに切り替えるだけで値が書いてないから分からないのだ。マニュアルが有ればなあ。止む無く取り敢えずゲインが最高になるように切り替えて蓋を閉じた。

 

 試しにレコードを色々換えて聴いてみたがほぼこれで良かろうという事になった。折しもミーさんも遊びに来ていていい音になったというから、まあ間違いはほぼ無いだろう。それにしても内部で切り替えなければならぬとは面倒な。これではカートリッジはお気に入りの1種類くらいしか使えぬでは無いか。フーさんの話ではこれ位のアンプを使う人は大体好きなカートリッジが決まっているから、最適なポジションが決まったらフォノ入力が1箇所しかないので、固定して使うようそうなっているとの事。あらま、そうなの? でもやはり切り替えは外部で出来るようにして欲しいよ~ん。

 

 まあ何だかんだ有りましたが、とにかく使えるようになって良かった。音はS/N比が格段に向上し、音も速くなったようだ。何よりも高域が頭を押さえられた感じがしない。当分音楽に嵌まりそうです。