すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

尾瀬

 この間テレビを見ていたら尾瀬の番組をやっていた。福島県側、新潟県側、群馬県側、それぞれのルートからNHK各局のアナウンサーが歩いてきて同一地点で会うという企画だった。中々面白い企画で、私は群馬側と新潟側からは行った事が有るが、福島側からは行ったことは無い。いつか行ってみたいと思っているうちに歳を取ってしまったし、脚力もすっかり衰えてしまった。

 

 尾瀬は広々として素晴らしい開放感に浸れるのがいい。そして色んな湿原の花にお目にかかれる。山にも登ることが出来る。因みに尾瀬の山は百名山の燧ヶ岳と至仏山、そして笠ヶ岳という名の山はあちこちにあるが、その尾瀬にある山に登った。上から俯瞰する尾瀬ヶ原尾瀬沼の風景もまたいい。

 

 番組では新潟県側から三条の滝を眺めに行っていたが、私は群馬県側からわざわざ見に行ってきた。途中で雨にも降られたが平滑の滝なども見られて中々良かった。尾瀬は余りに広く、一日ではとても全部は堪能出来ない。今から考えると泊まりがけだったなら、もっと色んな写真が撮れたのにと思うと残念な気がする。あの当時は体力が有ったから日帰りばっかりだったからなあ。(笑)

 

 さてその尾瀬の写真で有るがバックアップを取る前にハードディスクのクラッシュでほとんどが消失してしまったのは誠に残念で有る。一部はホームページから復元したが、かなりの枚数が消失した。そんな訳で実はもう一度くらい尾瀬へ今度は泊まりがけで行ってみたいのだが、コロナがまた流行ってきているし、体力は落ちているわで二の足を踏んでいる。まあ、テレビを見て我慢するとしますか。

 

懐かしのアイスキャンデー

 子供の頃の夏の楽しみの一つはアイスキャンデーを食べる事だった。これは当時確か1本5円だったと思う。だから近所のお菓子屋さん(同期の幼なじみK君のお母さんがやっていた店)に毎日のように買いに行っていた。私の小遣いは一日10円だったから、小遣いの全部をこのキャンデーに当てていたから、如何に私がアイスキャンデーが好きか分かるだろう。

 

 氷水などより遙かに手軽に涼を得られる為にキャンデーは夏のお菓子の定番だった。同じようにアイスクリームも有ったがこちらはカップもバーも1ヶ当たり10円だったので沢山食べられない。その点アイスキャンデーなら2本も食べられる。当時から私は質より量の人間だったのですな。(笑)

 

 さてそのアイスキャンデーだが味には色々あってイチゴ味だの、メロン味だの有ったが、私のお気に入りは何たって小豆で有った。実際に小豆の粒が入っており、これが氷小豆を食べてるみたいで中々行けるのだ。今日みたいな暑い日に食べると本当に美味い。

 

 これを私は舐めるようにじっくり味わって食べるのが好きだった。だから滅多に一度に2本食べる事はないが、たまには豪華に2本買う事も有った。そして兄に唆されて無理に2本買わされた挙げ句、そのうちの1本を詐欺まがいの手口でものの見事に食べられた件は以前書いた。

 

 まあ、とにかく2本も食べようものならすっかり体は涼しくなって暑さを忘れてしまう程だった。エー、その後カップに入った氷菓子の「みぞれ」なんてえ物が出現するに及んで、知らないうちにイスキャンデーは姿を消したように思う。まあ、1本5円だからその当時の物価の値上がりについて行けなくなったんでしょうな。採算が取れなきゃ1本10円だって構わなかったのに・・・。

 

 今はお菓子屋さんにアイスキャンデーなんて売っているのだろうか? 似たようなものは有るかも知れないが、私は当時のアイスキャンデーが食べたいのである。小豆のアイスキャンデー、カム・バーック!

 

ちょっと私が食べていたアイスキャンデーとはイメージが違うが、我慢して食ってくんろ。

 

感染は何処まで拡大するのか?

 とうとう我が市も我が県もコロナの感染者数が過去最大となってしまった。恐らくまだ花火大会の影響はまだ出ていないだろうと思うから、この先がかなり気になる。爆発的に感染が広がったら市はどう責任を取るつもりか。

 

 まあ、花火大会の開催時期がちょうど感染者数が増加してきたところだったので、タイミングが悪かったのは確かだ。しかしあれだけ宣伝して桟敷席も売れていたし、観光客も来ていただけに今更中止は出来なかっただろう。第6波の後にこれだけの大波が来ようとは市も夢にも思わなかったに違いない。

 

 経済も回さなければならないから一概に反対も言えないが、問題は感染者が増加した時の対応策がちゃんと用意されているかという事である。増えない事を前提に行っているとすれば余りにお気楽と言えはしまいか。最悪の場合を考えて対処しなければ簡単に開催に踏み切るのは些か問題が有りはしないか。

 

 安易に開催に走るのは一つには今のBA5と言われる型が重症化しないと言われている事が原因であろう。だが絶対数が増えればその率は低くとも重症患者は少なからず出て来るという事に注目して貰いたい。況してや重症化しないと言われている若者が出歩く事によって我々疾患歴のある老人世代に感染させる危険もあるのだ。尤も必ずしも若者だけが出歩く訳でなく、私みたいな不良老人も出歩くから、大いに注意しなければならないが。(笑)

 

 とにかくここまで感染が拡大すると何もしないで手をこまねいているというのもおかしな話だ。大体いつも言われている事だが、感染者数が減った時に増えた場合の対策を用意しておかないで、増えるとまたああだこうだと慌てる。全くおかしな話だ。確かに日本人は喉元過ぎれば熱さ忘れると良く言われるが、まさしくその通りだと言わざるを得ない。過去から学ぶ事をしなければただのアホである。

 

 もう次の型が流行りつつあるし、サル痘なんて物も出て来た。平成は災害の時代、令和は戦争と感染の時代などと後生に言われないようにしっかりと対策をして欲しいものだ。

スマホの使い方教えてチョ

 マーさんが昨日またやって来て休みが変更になったから山へ行く日は日曜出勤する8月14日以外にして欲しいと言ってきた。はいな、まだ全然日程は決めておらんからそれは構わんよ。それより君にLINEの招待を出していたんだけど、どうした、ちゃんと受けたかいと尋ねた。

 

 彼はどうやって受けたら良いか分からないと言ってきたので私がやってあげた。ついでにか彼の友達から何人も招待を受けているのに返事をしてないから、それもやってあげた。驚いた事に彼はメールの打ち方もわからなかったのだ。一体販売店で簡単な使い方くらいは習わなかったものか、少々呆れた。まあ、オイラなんか自分で何とかしたもんね。どんなもんだい。(また威張る!)あんなもん構っていれば直ぐ分かるし、分からなければネットに聞けばいいのよ。少しは自分で努力をすべし。

 

 で、簡単な文字入力の仕方を教えてあげたら、今度は写真やこのイラストの入れ方はどうするんだとなかなかうるさいのだよ、此奴めは。あのね、チミはまだ満足に文字入力も出来ないくせにそう欲張るでない。ま、今回はワシが特別に教えて使わそう。ホントはワシもよく知らんけど。(無責任!)ほれ、ここんところを選んで写真を貼り付けりゃOKじゃ。ナヌ、お前さんの写真を撮ってLINEの返信メールに貼り付けてくれとな。

 

 あのね、どうせ撮るなら仕事帰りのそんなキッタネー服装(なり)の写真でなく、もっとぱりっとした格好の男前の写真を送った方がいいでしょ。風呂にでも入ってさっぱりしたところを奥さんにでも撮って貰え。

 

 それにしてもスマホに変えたって電話くらいしか使えんじゃ話にならないじゃないの。尤も最近スマホに変えたウーさんも同じだけど。(笑) 全く宝の持ち腐れだよ。はい、今日からもっとお勉強しましょうね。そうでないとLINE仲間からつまはじきにされちゃうよ。

 

 そういう訳でこの歳でスマホを始めるには中々ハードルが高いのであります。ま、精々頑張ってチョ。

3年ぶりの花火大会

 越後三大花火の一つに数えられる柏崎の祇園祭海の大花火大会が3年ぶりに開催された。雨も心配されたが何とか降らないで無事に行えて良かった。浜辺はコロナ禍にも拘わらず熱心な花火ファンでぎっしり。まあ、見に来てくれるのは有難いが、後で感染者が飛躍的に増加しないか些か心配だ。

 

 だがそんな不安を吹き飛ばすような豪快華麗な花火が次々に打ち上げられ花火ファンは久々に溜飲を下げただろう。みんなこの日が復活するのを一日千秋の思いで待っていたに違いない。久し振りに柏崎の空が色彩で埋まり、轟音が鳴り響いた。

 

 圧巻は市民一同による海中空大スターマイン、しかも三尺玉花火付きだ。これは凄かった。もう空が光と煙で埋め尽くされた。まあ、惜しむらくはその煙で風がほとんどなかったので長く中空に残り、折角の花火が良く見えない事が有った。まあ、自然相手ですから、これは如何ともし難いが、それでも今年の花火にはお客さんも十分堪能してくれた事と思います。願わくば来年も無事に開催できることを望みます。

 

柏崎お得意の海中スターマイン

 

もう色んな色で空が埋め尽くされています。

 

こちらは赤系統の花火で統一しています。

 

尺玉100発一斉打ち上げ第1弾

 

尺玉100発一斉打ち上げ第2弾

 

何とまあカラフルな打ち上げ方か。

 

もう光と煙の共演ですな。(笑)

 

 

 

蓄音器の音

 最近改めて蓄音器の音の良さを感じている。SP盤を上手く再生した時の音は電気臭くなく、まさに音楽を伝えてくれる。楽器の音がするのだ。やはりアンプを通した音というものはどんなに優れていてもちょっと違う気がする。

 

 無論蓄音器の再生する音が全て電気再生のそれを上回っているとは言い難いが、例えばヴァイオリンやチェロなどの曲を再生するとあたかも目の前でその楽器が演奏されているような錯覚を覚える。してみると再生される音というのは何も周波数特性が良いとかダイナミック・レンジが広いとかと言った事はさして重要では無いのではないか。嫌寧ろ周波数レンジなんぞ狭い方が反ってそれらしく聞こえるから不思議なものだ。

 

 斯様に今から百年近く前の機械がこれだけの再生音を聞かせてくれるのだから、一体オーディオは進歩したのかとも言いたくなる。ひょっとすると今の時代ならもっと優れた蓄音器とSP盤を作れるのではないか。そんな気がしてくる。

 

 無論今のご時世に名器クレデンザと同じ様なものを作れば一体幾らかかるか知れないが、仮に200万円かかっても今のちょっとしたスピーカー、アンプ、CDプレイヤーなどを揃えればそれより高額になる事は明白で有るからそんなに高いものとは思われない。

 

 それよりも問題はソフトの方の盤の問題で有る。回転数は78で良いのか。材質はシェラックではなくビニールで行くのか。大体製造して元が取れるとは思わないが、SP盤を愛する同好の士にでも売り出したら良かろうかと思う。蓄音器の方もサウンドボックスやアームが重いから、もっと軽いものに改良するとか、色々見直す点はあるかと思うが、とにかくダイレクト録音、ダイレクト再生と言った事が実現出来ればかなり行けると思う。

 

 本来アナログはまだまだ改良の余地があったのに安易にデジタルへ向かったのが未だに残念だ。どなたか進歩した新しい蓄音器とSP盤を作ってくれないか。そうなればまた新しいオーディオの世界が広がると言うものだ。

 

我が家のクレデンザは2枚扉。蓄音器ならではの音を聴かせてくれる。

 

お山へ連れてけ-

 久し振りにマーさんが我が家へ遊びにやって来た。

「ヨー、どうしたい。久し振りだなあ。コロナにでも罹っていたかい? それとも他に遊ぶ方が忙しかったのか?」

「いやあ、それどころじゃない。毎日暑さの中肉体労働で休みの日にはグロッキーで何処へも出掛ける気にならないから家でゴロゴロしていたよ。」

 

 彼は目下養鶏場で働いていて夏は草刈り、鶏舎の清掃などで忙しい。冷房の効いている職場では無いのでかなりの肉体労働である。まあ、それでもオイラの現役の時の仕事に比べればまだ楽だよ、ウン。お陰で彼の肉体は以前と比べてしっかりスマートになった。ダイエットするなら仕事をしながらするのがお金もかからず一番だね。(笑)

 

 ところでどうもやって来たのはこの夏何処か私にお山へ連れて行けと言うので有る。え、それだけ毎日疲れていて良くお山へ行く気になるなとは思ったが、考えてみれば向こうは毎日鶏舎の端から端まで何回も歩いているので、かなりの健脚になったに違いない。それに引き替え我が肉体は腰の曲がったのが禍して足も満足に上がらない。しかも毎日家でごろごろしていて体力は衰えるばかりだ。

 

 「ふふふ、昔の俺と思うなよ」はドラマや何かで良く聞く台詞だが、オイラの場合、昔は確かに底なしの体力と言われたが、今は見る影も無い。だから嘗てのオイラの姿を想像しては駄目なのだ。そう言う意味の「昔の俺と思うなよ」なのだ。(笑)

 

 だからお山へなんて行けるはずが無い。そう言ったら、

「なるべく車で近くまで行けるところを探そうよ。立山なんてどうだ?」

「う~む、立山か。オイラはもう登っているから別に登らなくてもいいんだが、マーさんはまだ登ってないようだから、まあ、そこでもいいか。ただあそこはケーブルカーやバスを使わなければならないから結構金がかかるんだよね。」

「日帰りは出来るんだろう?」

「ああ、他の山さえ登らなければ日帰りは出来るよ。でも山へ行くとなると事前にオイラは地元の八石山にでも行って足を鍛えねばならんな。まあ、他にもっと手頃なお山があるかも知れないから探してみるベえ」

と返事しておいた。

 

 マーさんはとっくにお山は諦めていたと思っていたのに中々執念深いな。(笑)まあ、私もお山へ行きたいのは山々なれど肝心の脚が言う事を聞いてくれなければマーさんの足手まといになる。やれやれ熟々体力の衰えを実感しますな。