すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

蓄寒?冷房機

暑い!こうなるとクーラーを作動させたくなるが今は東北大震災のため節電をしなければならない時、一人で居る時は子連れ狼の大五郎の如くじっと我慢をしている。お客さんが来た時はさすがにつけるが、中にはお客さんかどうか疑わしい者共も来るから、そういう時はスイッチを入れたものかどうかと迷う。で、本日も客と呼ぶには怪しい奴が来たが、心優しい私は汗っかきのKさんのためにエアコンの電源を入れてあげた。彼は当然のような顔をしていたが、ダメだよ節電に協力しなくては。ましてや我が家の電気なのだから。(ケチ!)しかし冗談はさておいてピーク時の電気使用量が問題なのだから、時間帯がずれればいい訳だ。さて暖房の場合、蓄熱暖房機と言うものがある。寒い地方の家にとってはさして珍しいものではないが、暖かいところに住んでいる人にとってはどうも見慣れないものらしい。現に我が家の設計士さん(東京在住)がこれの存在を知らなかったし、今は千葉に住んでいる私の同級生も知らなかった。尤も先ごろ我が家に久しぶりに来訪したオーディオ仲間のIさんも同じ市内に住みながら知らなかったのだから無理もないか。まあ、我が家はオール電化と言うことで暖房に関してはこの蓄熱暖房機を入れたのだが、この暖房機のメリットは深夜電力を使うところにある。中のレンガを夜間電気で暖めておいて昼間や晩にその熱を放出するわけである。私が考えているのはこの逆が出来ないかということだ。すなわち夜間に保冷剤の様な物を凍らせるなり冷やすなりしておいて日中その冷気を放出するというものだ。これで電気代は安くなるし、ピーク時の電気使用料はぐんと減る。そして願わくはこれが蓄熱暖房機と一体化できればもっと良い。それはただの蓄熱暖房機だと夏は全く使用しない無用の長物に成り下がってしまうからだ。(薪ストーブも同じことが言えるが)他の暖房機と違って据え置き固定だから使用シーズンが終わっても片付けるわけにはゆかない。その点、蓄熱、畜寒併用型だったら邪魔にされることもない。メーカーの技術屋さん、なんとか考えておくれ。しかしこの機械は多分暖かい地方では売れまい。なにせ初期投資が高い。やっぱりメーカーさんは作らないだろうな。
 と言うことで真夏の夜の妄想でした。お後がよろしいようで。

 写真:蓄熱暖房機