家を新築して良かった事は高気密、高断熱にしたので冬暖かい事だ。何しろ真冬でも朝起きた時15度を切っている事は滅多にない。我が家の暖房機は以前述べたように蓄熱暖房機だが、これ2台で家中が暖かい。だがこれを高気密、高断熱住宅と組み合わせると家が異常に乾燥する。建てた工務店さんは洗濯物をどんどん干してください、と言うがそんなに洗濯物がある訳ではない。まして私は独り者。毎日洗濯なぞしない。確かに乾燥しすぎる家のお陰で洗濯物はすぐに乾いてしまう。洗濯物だけではとても家の乾燥を止められない。完成直後はこんなに乾燥するとは思っていなかったので、小さい加湿器だけを使っていたが、足らなくて見る見る湿度が30％を割り込んだ。そうすると柱や梁がパリーンと割れ、夜中に避ける音が毎晩聞かれるようになった。こりゃエライこっちゃ。せっかくの大黒柱に裂け目を入れてしまった。と言う訳で大急ぎで加湿器を追加する。しかし1台では広い部屋をまかなえないので後でもう1台追加する。かくして何とか湿度を40〜50％程度に保たれるようになった。しかしすぐに水が蒸発してしまうので毎日水を補給するのが煩わしい。以前の家は乾燥するどころかものすごい湿気だったのに。世の中なかなかちょうど良い具合には行きませんなあ。
写真上：最初に買った加湿器（実は2台目、1台目は少し具合が悪くなった。）
下：後から追加した加湿器。こちらはタンク容量が大きいので
そんなに頻繁に水を補給しなくて良い
