すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

マルチアンプ化

 正月を前に我が家のオーディオ装置がまた進歩した。まずオーディオ仲間のTさんがチャンネルバイダーをオペアンプで作ったのでアルテックA5をマルチアンプ化しないいかと提案してきた。スピーカーは現在、低域がA7のウーファーを使っており、ネットワークともインピーダンスは8Ω。これに対して先頃購入したドライバーの288Cはインピーダンスが24Ω。マッチングの点から考えてもマルチアンプ化するのは的確な手段だ。しかもチャンネルデバイダーは私に無償でくれるという。(おお、何という奇特な方だ。後光が差して見える!)その他スピーカーケーブルを4芯のキャップタイヤに替えてくれたり、スピーカーやアンプの端子に差し込み易いように圧着端子をつけてくれるなど至れり尽くせりだ。感謝の言葉もない。Tさんはホントに行動力のある方で私みたいなノメシコキは少しは見習わなくてはいけないのだが・・・・・
 さて現在使っているYさん制作のプリアンプが左チャンネルの出力が弱いのと例の北京放送が入るというので自らが制作した新型プリアンプも貸してくださった。マルチ化するのには低域をドライブするアンプも必要なのだが、そのアンプも貸してくださった。(この人は一体いくつアンプを持っているのだろう?)さてマルチ化して良かった点はネットワークを介さないだけにドライバーが十分にその能力を発揮しているように聞こえる。ただ残念なのはYさん制作のバッテリー駆動のプリアンプに比べて力感に乏しい。綺麗にアンプをまとめ上げているだけに惜しい。品質の良いオペアンプなど、パーツの厳選使用にこだわればもっといい作品に仕上がるはずだ。
 さてTさんが貸してくれたアンプで聞いていたら、Yさんから電話が入り、新型プリが出来たという。何とタイミングがいいのだろう。早速持ってきて下さった新型プリを聞いてみる。力感は以前と比べて遜色ない。左チャンネルの出力不足もない。しかもあのにっくき北京放送が入らないではないか。これは無条件に嬉しい。
 と言う訳でTさんとYさんのお陰でこの正月はどっぷりとはまって音楽を聴けそうである。ああ、有難や、有難や。私自身は電気の知識は何も無いのに取り巻きの方があれこれと面倒を見てくれる。すかんぴんは本当に幸せです。

 写真上:プリアンプの上に乗っているのがTさん制作のチャンネルデバイダー。
     小型です。
     下がYさん制作の新型プリ。充電池内蔵となり、電池切れを知らせる
     ランプも付いた。(電池がなくなるとランプが消える。)

    下:充電池を充電するための装置。こちらもランプが付いていて
      充電が済むとランプが消える。