最近ほとんど使わなくなった物は我が家には少なからず有る。まずバトミントンとテニスのラケット。30代にはどちらもよく使ったのだが、今ではテニスもバドミントンもやってない。次に将棋盤と碁盤。父が亡くなってから家でやる相手がいなくなったので休眠状態。第三にオーディオのチューナーとテープデッキ。これはエアチェックをやらなくなったから出番がない。第4に炬燵と灯油ストーブ。これは蓄熱暖房やエアコンにしてしかも家の断熱性能が良くなったので使う必要が無くなった。そしてギターとケーナとサンポーニャとキーボード。ひょっとして演奏できるかと思い幻想を抱いたのが間違い。未来永劫使うことはあるまい。えーと後なかったかな?まあそのうち思い出すだろうけど、とにかく使わなくなったからと言って簡単に捨てられないのが私の世代の困った点?だ。だから物置はそれらで溢れかえっている。捨てられないから場所が必要になってくるのである。「片付け上手は捨て上手」とは言うけれど、私はとうていこの片付け上手にはなれそうもない。未練たらしく持っていて私が死んだ後残った者に迷惑を掛けるのだろう。でもねー、やっぱりいざ捨てようと思うと愛着があって決心が付かないんだよね。
かくして我が家の物置はどんどん狭くなって行くのでありました。この次に「不使用リスト」に入るのは果たして何になるだろうか?(使えばいいでしょ。バーカ!)