すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

デカスロン

 オリンピックの陸上競技の中では十種競技が好きだ。ヨーロッパでは「陸上の王者」として非常な人気があるという。(日本でもこの競技を描いた「デカスロン」と言う漫画が人気だった。)二日間で十種類の競技をこなす訳であるから大変な競技だ。今回は久し振りに日本人選手も出場した。(出場出来るだけでもエライ!)右代と言う変わった名字の選手だったが堂々たる体格の持ち主である。まあ、この競技に出る選手はこの位の体格が無ければやって行けないのかも知れない。ともかく相当ハードな競技だが、見ている方は面白い。走る、跳ぶ、投げると言った性格の異なる競技をやる訳だから誰がどの競技が得意だとかを見極めてもいいし、競技によってコロコロと順位が変わるのも面白い。また体のバランス的にもこの競技はいいのかも知れない。そう言えば学校の運動会には走る種目はたくさん有ったが、投擲競技や跳躍競技は無かったように記憶している。運動会もいいが校内陸上競技会の様なものがあってもいい。思なわぬ人材が発掘されるかも知れない。
 最後の1500mを走り終えた後、出場した選手達がお互いを讃え合っているのがすごく印象に残った。それは「良く二日間やり通した」と言う充実感の現れと言っていいだろう。この和気藹々とした十種競技ならではの光景が好きだ。是非この競技を学校に取り入れて欲しい。(多少形は変わっても構わない)
 ところで右代選手は名前の通りウシロの順位で終わったが、やり遂げた笑顔がとてもよかった。是非後に続く選手が出て来て欲しい。