今日はクリスマス。この頃になると判で押したように寒波がやって来る。私は仕事をしていた頃この時期が一番嫌だったと言う事は再三述べた。一年で一番忙しい時期に雪と寒さに襲われるのだから、堪ったもんではなかった。その点今はな〜んもしていないから甚だ気楽である。家でぬくぬくとしながらテレビを見ていられる。仕事が現役の頃はこれをどれほど夢見た事か。だが家に居るのは他の理由もある。それは毎度お馴染みの金欠病だ。年の瀬になると毎年かかる有り難くない病だ。これに罹っていなければ雪も降った事だしスキーなんぞに出かけるのだが、何をするにもまず金がいる。だが正月を迎えるにあたって全然無しという訳にも行かぬ。少しは残して置かなければ。幸いこの間の時よりは臨時収入があって少しは懐が温かい。だが大晦日を越えなければ油断出来ない。落語の「掛け取り漫才」まがいな事をしなくてはならなくなってしまうかも？
クリスマスにケーキなんぞこの十年来食べた事がない。（景気悪いの〜）こんな私を憐れと思う方々は我家に来て戴いて例の靴型貯金箱に幾ばくでも入れて下さいな。御礼に心ばかりの音楽をお聴かせしますだ。貧しき者には愛の手をなんちゃって。これがホントのクリスマスカンパ。
そういう訳で明日も歳末助けられのココロだ〜。（小沢昭一か？お前は。）
