先日首尾良くオークションでALTECのドライバー288-16Gを片チャンネルのみだが落札したので取り付けて以来ずっと聴きまくっている。なにしろ今迄の288Cと同じ系列のドライバーかと思う程音が違う。骨太で力がある。ハッキリ言って私はジャズを聴く時ははこうでないと思っているので私にはぴったりだ。今日も朝からずっと聴いている。音が良いから飽きないのだ。LP、CDそしてAIRMACでと手を替え品を替え聴いている。
片チャンネルのみのでこんなに変わるのだから両チャンネルならさぞかし、そしてダブルドライバーならと妄想は膨らむ。力感が出る事によって楽器のイメージが湧いてくる。今更ながらA5というスピーカーの実力を思い知らされた。こうなるともう片チャンネルも早く手に入れて聴いてみたいものだが、せいては事をし損じる。まあ、あせらないでじっと待っておればお安く手に入れる事が出来るというもの。
それにしても最近はオーディオを構っている事が楽しい。確実に音が良くなってきた事とそれによって一層演奏の素晴らしさ、凄さが聴き取れるからだ。してみるとオ-ディオを始めた当初は酷い音で聴いていたなと熟々思う。あの頃はオーディオ雑誌をひたすら読み、評論家先生の言葉を信用して右往左往していたものだ。今は自分の好みの音が自分でハッキリと分るから、どの方向に進んでいいか迷わない。
さてさて楽しいオーディオライフになって来ましたよ。これもＹさんやＦさんと言った周りの方達の御陰と思っている。多分一人で突き進んでいたなら、今頃はとんでもない音を出していたかも知れぬ。やっぱり人間というのは何事も独りではやっていけないものなのだ。死ぬまで音楽とはおさらばしそうもないので、こうなりゃ毒を食らわば皿まで。行き着くとこまで行きまっせ。但し懐と相談しながらです。（やっぱり最後はそれか）
