すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

26k完歩、死んだ

 招かれて今年も鯖石走ろう会の納会に参加した。中鯖石コミュニティセンターからお隣の十日町市にある芝峠の温泉施設まで走ったり歩いたりする訳だが、私は今年は丸っきり走る練習はしていないので、歩き部隊で参加。

 早朝7時にコミセンに集合して出発。今日は快晴になる予報だが、早朝だけにまだ寒い。私は快調に歩き出す。今日はなるべく走らずに完歩したいところだが・・・。5k通過。所要時間50分。まずまずという所か。御年82才のK先生は一足先に6時半にスタートしている。何とかして追いつきたい。

 8K地点辺りで後ろのグループが追いついてきた。どうも走ったり歩いたりしているらしい。私も歩きだけでは足がおかしくなりそうなので、遂に走りも取り入れる。歩き通すというのは中々大変な事なのだ。

 15キロ地点辺りで自販機でお茶を買って飲む。うっかり飲み物を持ってこなかったから、何処かで水分を取らねば。道は茅葺き屋根の環状集落でお馴染みの旧高柳町の荻の島の辺りから坂道となる。今日のコースはこの坂がゴールが近づくにつれて急になってくるハードなコースだ。和紙で有名な門出集落に来ると斜度は一段ときつくなる。ここで漸く先行していたK先生を捕らえる。82才という高齢なのに我々よりよほど元気だ。脱帽です。

 20k地点の門出ダムに到着。この辺では大分足がおかしくなってきた。ゴールまであと6k。これからが大変なんです、ハイ。昔は平気で標高差640mの30kレースを走ったのに、今じゃ20kを歩いているのにこの体たらく。落ちれば落ちるもんですなあ。本日の幹事を務める○村さんが、車でリタイアする人を回収し始める。私にもゴールまで行くかどうか尋ねる。当然GOですよ。ここまで来て止められますか。

 だが足が痛くなってきて走る気力が段々無くなってくる。やっぱり回収車に乗れば良かったか?何を!後3K頑張るぞー!それにしてもこの坂は長いなー。(最後まで続くんだよね、これが)

ゴールの芝峠温泉「雲海」へ行く道に左折する。看板には後1.8kとある。だが斜度は一段と強くなり、よれよれの体にボディブローの様に効いてくる。あー、足が痛え。日頃ろくに運動してないから、こう言う時にボロが出る。でも何とかゴール。ゴールには先に走り終えた人や、回収車に拾われた人、雲海の送迎用バズに乗り、宴会に出席する人達が出迎えてくれていた。どうやら歩き部隊の完歩者はK先生を入れて3人だったみたい。それにしても疲れたあ。太ももが棒のようだ。早速温泉に入らねば。

 見晴らしのいい温泉の露天風呂からは雪を被った苗場山谷川岳、平標山、巻機山などが見える。この景色を見たいから頑張ったんだよね。お風呂の後はお待ちかねの宴会。乾いた体に生ビールが染み込んで行く。プハー、超うんめえ!鯖石走ろう会も今回で若手に引き継ぐらしい。宴会はカラオケも始まり大盛り上がり。納会始まって以来の盛会となりました。いやー、楽しかった。疲れたけど久々に気持ちのいい汗をかきました。もう高い山は登れないかなと思っていただけに、ちょっぴり自身を取り戻せた今回のウォークでした。