市の元気館から講師を招いて「自分に合った食べ方」という演題で町内で講座を開いた。話を聞いてると、塩分を摂りすぎるな、糖分を摂りすぎるな、カロリーを摂りすぎるな、アルコールを摂りすぎるなと、あれもこれも禁止されてるようで何だか味気ない。だが考えてみれば現代人は昔の人に比べれば遙かに楽をしているから、カロリーは摂りすぎなのかも知れない。更に柏崎に住む人は高血圧と腎臓疾患の割合が新潟県内20市の中でも上位なのだそうだ。
ま、私なんか確かに塩分、カロリー、炭水化物の摂りすぎだと思うから、毎年検査に引っかかるんだろうな。（笑）少食にするのは中々難しいが、それでも最近は少しずつ減らしてきている。でもそうするとお腹が一杯でないから、ついお菓子に手が出ちゃうんだよね。大体我が家はお客が入れ替わり、立ち替わり来るから、その都度お茶の相手をしてつい食べ過ぎてしまう。
仕事をしていた時はカロリーを消費していたし、たまにランニングをして汗もそれなりにかいていたから、少しくらい塩分を摂りすぎたからと言ってどうということはなかった。今はな〜んもしてないから、やっぱり食べる方で調節しなければならないんだろうな。
でもわかっちゃいるんだけどこれが中々改善出来ない。大体子供時代は貧乏でいつも食べ物に飢えてガツガツしていた。だから歳を取ってもお腹いっぱい食べることに執着があるんだと思う。また年を取るとどうしても美味しいものを食べたいと言う欲求が強くなる。これは先が短いから、生きている内に心残りが無いように美味いもの体験をしたいという事なのだろうか？
とにかくこれから好きなものを食べたいと言う年寄りにとっては食餌制限は少々酷だ。だが健康を壊しては美食体験もへったくれも無い。やっぱりまだもう少し生きたいし、少しは辛抱せにゃなりませんか。
