今年はお盆過ぎの残暑がなかった為秋が異常に長い気がする。対して昨年は9月が猛暑だった為秋は短かった。全く自然はこちらの都合良くはなってくれないものである。じゃあこんなに秋が長いなら、さぞかしキノコは採れただろうって？ところがこれが意外と採れてないのである。3，4年前までは全国的な楢枯れの後だったので、面白いようにムキタケ、ヒラタケ、ナメコなどが何処へ行っても面白いように採れた。ところが今ではその出た木が枯れ尽くしてしまい、さっぱり出ない。
こうなると気温や降水量ばかりがキノコの出る条件とは言えない。木に出るキノコなどは木が枯れるかどうかが重要な要件となる。そういう訳でこれからは毎年同じ木に出るとばかり、同じ木ばかり当てにしてはいけないのである。3，4年も経てばキノコは出尽くしてしまうから、新たな危機の個が出そうな木を発見せねばならぬ。
折角の長い秋なのに肝心のキノコが出る木がほとんど壊滅状態なのは困る。う〜ん、早く新規開拓せねば。来年のこともあるしのう。明後日はまたお天気が良いようだから、新規開拓を兼ねてまた山を覗いてくることとしよう。
