えーっと、一晩寝て起きたら何を書くんだったかすっかり忘れてしまった。(笑)ま、タイトルが「逆戻り」となっているから、何か逆戻りに関したことを書こう。そうしたらそのうち思い出すかも知れない。
1. 秘密保護法の成立、経験勢力が国会議員の3分の2を占め、日本会議
なる団体が段々発言力をたかめている今、何となく戦前回帰を連想
するのは私の考えすぎだろうか?マスコミも最近はどうも少しばかり
政府に遠慮しているようで、萎縮気味なのではないか。まずは
マスコミ統制からと言うのが国民を欺く第1歩だからだ。
2. オーディオなどアナログ回帰が言われているが。実際には何も回帰
など無いと言いたい。レコードの価値が見直されているだけで、
決してこれが主流になることはないからだ。技術という物は一旦進歩
してしまえば、決して後戻りすることはない。カメラもデジタル化
したが、銀塩フィルムカメラは一部ファンの間だけで支持されている
に過ぎない。だから回帰ではなく見直しなのだが、これだけデジタル
化が進んだ今、わざわざ昔に戻そうとは各メーカーは思うまい。
3. とにかく一旦止めた物を元に戻すのは偉いエネルギーが要る。そう
言う点では原発も同じ。無くしてしまえばまた原発を復活させるのは
容易ではない。日本人は何でも慣れることに簡単だから。原発も
無くなってしまえば「何だ、要らないじゃないか」となる。これは
今の政府にとって都合が悪い。だからどうでも再稼働させたいのですよ。
ま、逆に原発支持派の人にとっては、建設した物を無くすのにも
エラくエネルギーがかかるんだから、使えるうちは使った方がいい
なんてご意見になるのでしょうが。(笑)だが一旦汚染された土地は
なかなか元に戻らない。更に破壊された生活、暮らしと言ったものは
逆戻りして昔のようには決してならないのだ。原発のない時代に
逆戻り出来ればいいのだが、時間だけは逆戻り出来ませんからね。
とまあ、無理にこじつけて書いてしまったが、逆戻りしたいというのはある意味ノスタルジーなんでしょうな。過ぎたことや辛い事は薄らいで、良い想い出だけが凝縮される。逆にその頃は今はこんなだけどきっと将来は良くなると思ってやっているんですから。(笑)まあこんな事を書いて後ろばかり振り返っているのは先がない証拠ですな。年寄りの繰り言につきあわせてごめんなさい。