今日は全国の新規コロナ感染者数が4万9千人を越え、今にも大台の5万人に迫らんばかりだ。我が柏崎市も例外で無く、昨日の13人から一気に倍増して26人の発生となった。どうもこれ、こんなに増えてきたのはやはり昨年のクリスマスや年末、お正月に掛けての人出が問題だったんじゃ無いかと言いたい。
もう既にオミクロン株が入ってくるのは間違いないと言われていたのに、経済も大事だとばかり規制もなしに人流を野放しにしたせいではないのか？ 無論かき入れ時に規制されるのは商売をやる方にとっては甚だ困るかも知れない。しかし、また今回第6波を迎えてまた規制が始まるのだから、結局昨年の内にある程度やっておいた方が良かったのかも知れない。
第５波が急激にピークアウトして一日の感染者数が極端に少なくなったから、コロナが収束したものと政府も我々も勘違いしたところがある。しかし欧米ではオミクロン株が猛威を振るっているのだから、日本だけが大丈夫なはずがない。油断と言えるだろう。
問題はこんなに感染が蔓延化してきているが、どう対処するかだ。ワクチン3回目接種の案内が今日来たが、ワクチン接種だけに頼ってはいられまい。飲み薬の開発、PCR検査が何処でも受けられるようにすること、行動制限もある程度必要だ。これから春に向かって様々なスポーツやイベントも開幕する。それらの観客制限はどうなるのか、県を跨いだ移動制限は有るのか、学校や保育園の閉鎖もあり得るのか、先へ先へと手を打って貰いたいところだ。
一番の問題は人の気の緩みだ。一旦収束しかかったし、オミクロン株は重症化しないなどと盛んにニュースで流されているために、皆高を括っているように思える。まあ、若い健康体の持ち主なら、余り心配しないでもいいのかも知れないが、私みたいに糖尿病患者で、肺炎をやったこともあるし、しかも不整脈もある人間にとっては感染することは非常に怖いことなのだ。だから症状が無いからと言って陽性者が何処へでも行くと言うのは甚だ迷惑なことなのだ。
更にもっと困るのは為政者の中でこのオミクロン株を大したウィルスでは無いと思っている人が少なからずいることだ。先の第5波で沢山の死者を出した所の知事が一番危機感が無い。困ったもんだねえ。ま、とにかく私はこの第６波が収まるまで、冬眠の熊の如く家でひっそりと籠もっていることにします。感染者が沢山発生している県から我が家へ来る時は事前にPCR検査を受け、陰性と判明してから遊びに来ておくれ。
