すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

キノコの種類も分からず食べる人

今朝テレビで「モーニングショー」を見ていたら何とキノコのカエンタケhttps://kinoco-zukan.net/kaentake.php)

を取り上げていた。近年この毒キノコが公園などに繁殖してきているので注意して欲しいという内容だった。私はまだ実際にカエンタケを見たことはないが西の方から徐々に全国に広まってきているようだ。このキノコの嫌らしいのはキノコを食べなくて直接手に触れてもかぶれたり炎症を起こすことが有るという事だ。

 

 写真を見ればお分かりのようにおどろおどろしい形と色をしているから、まさか食べたりはしないと思うが十分気をつけて欲しいものだ。ところで9月に入ると北の方からちらほらキノコの話題が聞こえてくる。

 

 昨年はコロナ禍で行動制限があったりしたので、然程毒キノコによる中毒の話は出なかったが、一転して今年はかなりでそうな嫌な予感がする。毎年良く起こるのがツキヨタケhttps://kinoco-zukan.net/tsukiyotake.php

の中毒。どう言う訳か採取した現場で調理して食べたりしていることがある。一体自分たちが採ったキノコが果たして食用になるかどうか分かって食べているのか、それともどんなキノコも加熱すれば食べられると思っているのか分からないが、私に言わせればどんなキノコか分からないで良く手を出せるものだと感心する。

 

 これがヒラタケ(https://kinoco-zukan.net/hiratake.php

やムキタケ(https://kinoco-zukan.net/mukitake.php

と勘違いしたならまだ分かるが、それでも絶対の自信がない限り、よく知っている人に見て貰ってから食べるべきだろう。それを現場で即座に食べるのだから開いた口がふさがらない。いや自分で食べるだけならまだいい。自分でもよく分かりもしないくせに他人様にあげるのだからこんな傍迷惑なことはない。

 

 それが下痢をするくらいならまだいい。先のカエンタケのように命に関わるものだったら責任を取りきれないだろう。これから秋に入れば今年はキノコ採りに入る人がどっと出るに違いない。今迄コロナ禍で行動制限がかかっていたから尚更だ。だがせめて食中毒の多いキノコくらいは知って森に入って欲しいものだ。

 

 ちなみに我が新潟県で食中毒の多いキノコはクサウラベニタケhttps://kinoco-zukan.net/kusaurabenitake.php

(ウラベニホテイシメジ

https://kinoco-zukan.net/urabenihoteishimeji.php

と間違えやすい)、ツキヨタケ(ヒラタケ、ムキタケと間違えやすい)、カキシメジ(https://www.bepal.net/archives/57779

(地味なキノコで見るから可食キノコ、チャナメツムタケと似ている?)で、これが三大食中毒キノコだ。皆さんくれぐれも気をつけてね。