Mさんから頼まれていたジャズライヴに行って来た。Mさんからも聞いてはいたが、そのライブハウスのオーナーが変わっていたことには驚いた。私はジャズ仲間だったTさんが主催するライヴ以来このライヴハウスに来ていなかったので全くその事を知らなかったのだ。店の印象はそれほど変わっていなかったが、今日のライヴだけなのかどうかは分からないが、かなり客層が変わっていたのにも驚いた。私の知らない人ばかりで有る。(笑)
さて本日のライヴだが以前にも柏崎に来たことの有るヴォーカルの平賀マリカであった。私がこの人の歌を聴いたのはもう何年前になるだろうか。確かあの時はホールでピアノトリオをバックにして歌っていた。今回はライヴハウスでピアノだけの伴奏で有る。どんな歌になるか楽しみだった。
彼女の歌が始まる前にまずピアノの福井ともみがリクエスト曲を弾いてくれるという。会場の一人の方がまず「ALL of Me」を注文したのですかさず私は「My One and Only Love」をリクエストした。こう言った夜のライヴハウスにはぴったりの曲で有ろう。(自画自賛だよ)
彼女はスムーズにこの2曲をアドリブを交えながら繋げて弾いた。達者な物で有る。流石プロの面目躍如で有る。私はもうヴォーカルの方は聞かないでいいから、彼女のピアノ演奏をずっと聴いていたいと思った。(コラッ!)
ヴォーカルに先立ちピアノ伴奏をする福井ともみが中々いい演奏を聞かせてくれた。
さてヴォーカルの平賀マリカであるが、彼女は映画がお好きらしく、しばしば歌の間に映画の話が出るし、歌も映画に使われた物を何曲か歌ってくれた。聞いていて思ったのはライヴハウスだからそういう感じになるのか、固さが前に聴いた時より随分と取れて何か余裕を感じさせる歌いぶりで中々良かった。コロナ禍で中々ツアーが組めず、難儀したらしいが、こうしてライヴやコンサートが出来るようになって本当に良かったと思う。
久し振りに彼女の歌声を聞きました。
私も久々にライヴの雰囲気に浸れました。まあ、家でレコードを聞くのもいいが、たまにはこうして外で聞くのもまた良しかなと言うところでしょう。