今度の雪は12月に降ったせいか湿り気があって重い雪だった。最初は高々２，30cmと降雪を甘く見ていたが、やがてどんどん降り積もりあっという間に積雪90cm程になった。除雪に追われて庭木の様子を見るのをうっかりしていた事もあってヒバが甚大な被害に遭った。
一番多きい奴が幹の途中からポッキリと折れてしまった。枝では無い、幹なのだ。これには恐れ入った。どうも葉っぱが付いている事もあって針葉樹が多くやられているようだ。向かいの公園の松も枝がやられているし、周辺の木々を見ると根本から倒れているのもある。少し足を伸ばして近くの旧きのこ園では杉の頭の方が何十本も裂けているし、道路上に倒れかかっている木も少なくない。
近所のお家の庭木を見ても同様で皆一様にメチャメチャにやられている。これほどの樹木の被害は私が生まれてからそんなに記憶が無い。これだもの電線がやられて多くの所で停電を引き起こしたのも頷ける。
それにしても10年以上も丹精した庭木をやられたのは残念だ。まあ、こちらにも油断があった。昔は馬鹿丁寧に庭木を保護して冬を迎えたのだが、近年は木々も大きくなったし、雪にやられるなんて皆目無かったので冬囲いがいい加減になったのだ。庭木君達には済まない事をした。(笑)
さて駄目になった庭木をどうしようか。いっそ植え替えようか、それとも雪にやられた記憶を刻む為にもこのまま育てようか。中々迷う所ではある。まあ、春を迎えてから考える事にしてもいいんだけど、ただ植物は以外と逞しいんだよね。少し格好悪くなったけど植え替えるのは可哀想だからなるべくならこのままにして置く事にするか。
