皆さんは良くターンテーブルに乗るレコードをどの位お持ちだろうか？ 私なんか果たして100枚有るかどうか自信が無い。結構同じレコードばかり聞いているような気がする。こうしてみると何千枚もあったとてその大半は要らなかったレコードのように思えて空しくなってくるが（笑）、なんの、駄盤も聴かなけりゃ名盤の価値は分からないと一人嘯いている。
まあ、これから先何度もターンテーブルに乗るレコードが少しでも増えてくれればと思っているが、滅多にそう言うレコードに巡り会わないのも事実だ。ただ、滅多には無いというものの、たまに巡り会えると嬉しくなる。そう言うレコードは確かにその後も頻繁にターンテーブルに乗っている。
実はコレクション中に有るのに自分が気が付かない場合もある。或る日偶々掛けたら、ああ、これこんなに良いレコードだったけと思うことが良く有る。つまり何回か聞いて始めて良さが分かってくるのも少なくないのだ。最初からいいなあと思うレコードとどちらがイイかなんて野暮は言わぬが宜しい。
ただ後から良さが分かったレコードは飽きずに聞き続けることが多いような気がする。今日もたまたまそう言うレコードに出会った。最初は何かまとまりに欠けるレコードだなと思っていたが、今日じっくりと聞いてみるとこれが中々いい。雑誌なんかでは決して名盤として取り上げられることの無い盤だが、我がターンテーブルにはこれからたまに乗りそうだ。
まあ、だからターンテーブルに良く乗る盤は名盤と解釈することにしている。言わば自分だけの名盤かも知れないが自分が楽しむのだからそれでOKなのだ。はてさてこれから先自分名盤がどれだけ誕生しますやら。頑張って聞き込んで行こうと思います。
