今年も市立博物館で行われる「キノコ再発見教室」の日がやって来た。生憎雨模様だったがどうせ閑だし出掛けてみた。しかし昨年以上に夏が猛暑だったのでキノコの発生は20日余り遅れているとの事。従ってあまり良いキノコのサンプルは無かったが止むを得まい。それでも後からキノコを持ち込んでくれる人がいるので、良い物と交換していたようだ。
まあ、しかしサンプルが少ない。もっと多種多様なキノコが有るのだが、今年の天候ではそれでも良くこれだけ集めたものだなあと誉めてやりたいくらいだ。キノコ研究会の人達には頭が下がる。来年以降も今年のような天候が続くのならキノコの未来は暗い。(笑)
見ているとキノコ研究会の人達は持ち込まれたキノコをほとんど瞬時に見分ける。もうほとんどプロと言って良い。私なんか遠く及ばない。だって食べられる美味いキノコしか覚えないも~ん。(笑)ただ気になる事が有った。それは今では図鑑では毒キノコまたは?なキノコとして扱われているセイタカイグチやアンズタケが可食キノコに分類されていた事だ。まあ、確かに嘗ては可食キノコで有ったんだけどね。一応図鑑では要注意と言う事になっている。
とは言えオイラなんかアンズタケを見つかれば採って食べてしまうんだけどね。セイタカイグチも食べたけど美味しいキノコだった。ちょっと膨満感は有ったけど。尤も可食キノコとされているキノコでも毒性分は含まれているようだ。例えばクリタケやナラタケだが、まあ余程大量に食べなければ差し障りが無いから食べてはいけないとは言われないのだろう。
今年はまだほとんどキノコを採っていない。折角再発見教室を見に行ったんだから少しは採りたいものだが、こう急激に寒くなってくると今迄普通に採っていたキノコの出は悪いかも?また晴れ間を見てキノコの発生具合を見に行きたいものだ。
可食キノコでもウラベニガサなんて美味しくないんだよね。
カラカサタケは近似種が多いから注意が必要で有る。
このキノコ達は良く可食キノコと間違われやすい代表的な物で有る。中でもニガクリタケは猛毒につき要注意!