前から考えていたのだが、チェロのプリアンプに繋げているネットワークプレイヤーをヨーさんの作ってくれたプリに繋げようと画策した。と言うのもネットワークプレイヤーはＣＤと同じく大概何かをしながら聴くことが多いので、メインシステムで聴くにはちょいと面倒だし、大がかりすぎるかなと考えていたのである。
それに何たって最大の理由はメインシステムは電気を食うことである。6台の管球アンプ、レギュレーター、4台のフィールド電源、2台のチャンネル・デバイダー、それに大して電気を食わないとは思うけどプリアンプである。これだけ使用するとその電気代はエアコン、いや下手をするとそれ以上使っているかも。
だからレコードを掛ける時だけに限定しようと思っていたのだ。これならサブシステムで電気を食うのはＡ級アンプのクレルくらいな物だ。これなら長時間鳴らしていたってそんなに電気代が気にならない。え、前からそう思っていたのなら何でもっと早くやらなかったのかって？ えへへ、そりゃあ、オイラは名うてのノメシコキだもん。余程閑があるか、気が向いたときで無いとやる気が起きないのだよね。（アホ！）
と言っても変更に掛かる時間はたった５分程度なんだから、如何にオイラがノメシコキかこれでよく分かったでしょ。（アホ、アホ！） アー、うちに切り替えスイッチは山ほど有るんだよね。何せ昔のシステムでは呆れるほど沢山使っていたから。
と言う訳で今回はネットワークプレイヤーとCDプレイヤーの切り替えだけだから、２系統の切り替えスイッチで済んだ。これは以前ターさんが作ってくれた物だが、コンパクトで場所を取らないから大変使い勝手がいい。
早速繋いでネットワークプレイヤーで音出しだベさ。おお？ これは何だ。エラく音の鮮度が良いでは無いか。使用しているのはＫ野さんから戴いたパイオニアのスピーカーだが、凄い鳴りっぷりだ。聴きようによっちゃメインのスピーカーより良く聞こえる。あんまりいいので作業の手を休め、暫し聞き入ってしまった。う～む、これだけ良いとサブシステムなどと言ってられませんよ。今度ウチへ聴きに来たお客にはこちらがメインスピーカーだと言っておこう。(笑)
それにしてもプリアンプが代わっただけでこんなになるなんて分からない物ですな。まあ、決してチェロのプリアンプが悪い音では無いのですが、やはり回路が複雑になっている分、音の鮮度が落ちてしまうんでしょうな。電気代節約という事で気まぐれにやってみたんですが、とんだ怪我の功名でした。
