すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

入院顛末

  初めて入院したが病室では予めヨーさんから人と話す時などは同室の人に許可を得てから話す様にして静かにしていないと駄目だよ言われていたので、さぞかし病室は静かなのだろうと思っていたらそうでもなかった。(笑)

 

 看護師さんが入れ替わり立ち替わり入ってくるし、患者さんの世話を焼いているときも結構賑やかなのだ。そして患者さんの中には夜中寝ていて夢でも見ていたのか、突然大声で何か叫ぶ。まあ、ハッキリした寝言だ事。(笑)

 

 大体総じて年寄りは大声の人が多い。向かいの病室のオバハンは看護師さんと話しているときでも声が大きかったが、入院して3日目の夜など掛かってきた電話で相手と長々と大声で話している。いくらまだ消灯時間前だとは言え、常識を逸脱しているのではないか。病院内では静かにする様に言われているのに、自分の家にいるのと勘違いしているのではないか。まあ、決して悪いおばさんでは無いようなのでもう少しそこら辺を守って戴けると有り難かったのだが。(笑)

 

 さてヨーさんにも言われていたが確かに病院食は美味くなかった。まあ、私の場合糖尿病と言うこともあり、それに合わせた食事になっているのかも知れないが、それにしてもご飯は私が普段食べている量の3倍は有る。そしておかずはほんのちょっぴり。味噌汁は朝に付くだけ。それも中身は大抵一品。後の2回の食事は薄いお茶で有る。まあ牛乳が付いているだけ増しか。(笑)

 

 だから食事は5分程度で終わる。私が家で作る食事は炭水化物はなるべく少なくして野菜やタンパク質を沢山採るというやり方だから、まさしく病院食と反対の無いようだ。尤も私のようにしていたんでは金が掛かってしょうがないだろうけどね。(笑)でも本日最後の昼食は珍しく麺類で病院食としてはわりかし豪華な天麩羅うどんだった。ん? ひょっとしてこれは退院祝いだったのかな。(笑)

 

 さて肝心の手術だが予定の時刻より1時間半ほど早まって入院二日目の夕刻5時より行われた。私は所謂手術なる物は初体験なのでどんなものかと興味津々であった。尤もこれは全身麻酔をしないから手術の様子が分かるのでそう感じるので有って、全身麻酔を掛けられれば意識がなくなるのでドキドキ感が増してきたであろう。

 

 愈々手術だが、まず眼に液体の麻酔薬を掛け、シートのような物で目を覆い始まるのだが、こちらは煌々と照らされた手術台の上にいるので見えているのは灯りがモザイク状になっているのばかりだ。ちょうど万華鏡で灯りを見ている感じだ。尚執刀は女医さんだった。

 

 この方が時折指示を出しながらテキパキやっているのに好感が持てた。白内障の手術は10分ほどで終わったが黄斑円孔の手術は更に続き、結局手術全体では1時間近く掛かった。私は動くと手術が失敗しかねないのでじっとしていなければならないので結構大変だった。不思議と痛くはないのだが、少しは感じるときが有って今何をしているかは大体想像がついた。これも事前に手術のビデオを見せて貰ったお陰だろう。

 

 術後は俯せの体勢で食事とトイレへ行くとき以外はじっとしていなければならないのが辛い。仰向けに寝ることは眼圧の関係で出来ないのだ。これを二日間やっていると流石に嫌になるし疲れる。(笑)だから二日目の夜は爆睡だった。術後の経過は良好で目も充血しなかった。

 

 お陰で円滑に退院出来た。皆様には大変ご心配戴き有り難うございました。ただ白内障と違って手術後はハッキリと見える訳では無いのです。今の感じは水中の中で物を見ている感じです。映像がぼやけて少し大きく見える。だから当分車の運転や運動も出来ません。まあ、それがちょっと困るのですが。でも6日ぶりに我が家へ帰ってきてやれやれです。やっと気兼ねなく過ごせます。ところで入院する前に安全上蓄暖やエアコンを切って行ったので、帰宅したら我が家の室内温度はたったの5度。病院とはエライ違いです。風邪を引かないようにしなくちゃ。(笑)