すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

消防団員募集

 この地区の防災連絡協議会の総会に出席したが、相も変わらず言われることは消防団員を募集して欲しいとの事である。確かに年を追うごとに団員は目張りしていって、このままでは消滅の危機を迎えやしないかと他人事ながら心配である。

 

 しかし何とか集めてくれと町内会に懇願するのではなく、何故減ってゆくのかその原因を探らなければ意味があるまい。我が町内にも消防団員は3名いた。しかしうち2名が辞め、現在はただの1名である。他の町内も似たような物だ。中には団員が1名たりともいない町内がある。

 

 確かに少子高齢化で若者の絶対数が足りないと言う事も有るかも知れない。しかし、どうも原因はそれだけでは無さそうだ。一つには一旦消防団員になると中々辞められないような雰囲気がある。訓練もそうだがある意味昔の軍隊のような感じだ。そして団員数が少ないため、勢い日曜訓練の頻度も高くなる。

 

 一応身分は地方公務員で5年以上勤めれば退職金報奨金が出る。しかしこんな物より若者はもっと自由に生活したいと思っているので、余程のボランティア精神が有る者かか、仕事に誇りを持っている者でないと積極的に応募しないのではないか。

 

 だから、まあそんな予算は無いのかも知れないが、思い切って給与の大幅増額や待遇改善でもしない限りますますの団員減少は必至であろう。地元の消防団無くして災害の緊急時などの際、誰が動いてくれるだろうか。団員は自らの生活の時間を割いて地元に貢献してくれているのである。窮余の策として給与を上げよ、(コラッ、下手な洒落は止めろ!)

 

 冗談では無いが、我も我もと応募するくらいで無いともう消防団は消滅の危機に差し掛かっている。災害が頻繁に起きる昨今真剣に考えて欲しいものだ。