すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

十日町情報館(図書館)

 茨城からの帰りに十日町市に来たらミーさんが十日町市の図書館は素晴らしいと言う。何でも映画「図書館戦争」の撮影に使われたそうな。あれは一度は是非訪れてみるべきだというミーさんの言う事を聞いてちょっと立ち寄ってみる。

 

 図書館は博物館の近くに有って正式名称は「十日町情報館」である。広い敷地にモダンなデザインの建物が建っている。外から見ても素晴らしい図書館だ。個々は全国から音すれる人が後を絶たないらしい。

 

 早速中へ入ってみた。広い!そして階段はなく、スロープになっていて最上階からはしたが見下ろせるようになっていて、一層空間感を際立たせている。本を読むための休憩場所も館内の至る所に有り、余裕を感じさせる。そして館内の一角は常に何かの展示が行われているようだ。蔵書も沢山有り、私が住んでいる柏崎市とは比べ物にならないくらい立派で羨ましい限りだ。

 

 こんな場所が地元に有れば夏の暑い時なんか毎日ここへ来て読書がてら涼んでいられるのに。(笑) 一体何方が設計した建物かは知らないが秀逸なデザインだと思う。もうこう言う建物があるだけで文化都市だなと感じてしまう。公共の建物を作るならこう言った素晴らしいデザインの物を造って欲しいと熟々思う。旅の帰りにいい物を見せて貰いました。

 

 

外見のデザインも素晴らしい。

 

図書館内部(写真は十日町市観光協会の頁からお借りしました)

 

古いカートリッジ

 ここの所我々オーディオ仲間は古いカートリッジに嵌まっている。それと言うのも私がフーさんからエラックの古いカートリッジを買ったり、ヨーさんがお店に出入りの若者から古いシュアのカートリッジを戴いたりしてその良さに気付き、MMカートリッジの良さを改めて見直してからだ。

 

 どうもMM、MCに拘わらず、私には古いタイプのカートリッジの方が性に合っているような気がする。まあ、何でもかんでも古ければいいという物ではないが、気に入ったカートリッジが悉く古いと言うのが如実にそれを示している。まあ、裏を返せばそれだけ今のカートリッジは値段ばかり高くて私には面白くないと言う事になる。尤もこれは高くて買えないというひがみも多少入っているのだが。(笑)

 

 さてこの間フーさんの所へ行って仕入れてきたのがピッカリングのカートリッジでMM型である。ステレオ針が付いている事から恐らく1960年代初頭の製品ではないかと思われるが、これが出力電圧が高く、音もメリハリが利いてしかも音が太く、そして高域がキンキンしないと言う事で私の好みに大いに合った。落ち着いた音なのに切れ込みも良いので有る。

 

 周波数レンジは決して広くないが、それが音が薄くならないのでいいのである。最近のカートリッジはやたらレンジを広げたために音は軽くなり、薄く、そして力感に乏しい物が多い。どうもこれはCDの音に合わせた音作りが成されているのではないかと推測する。これが私みたいな年寄りにはどうも音楽が伝わってこないような気がするのだ。

 

私にはやっぱり骨太でがっしりした濃いめの音が良い。とは言え聴く音楽ジャンルによってカートリッジは替えているのだが、こと古いジャズはやはりこのようなタイプの針が私の好みだ。こう言うようなカートリッジで聴いているとキンキンしないから、聴き疲れると言う事がない。よって幾らでも聴いていられると言う事だ。

 

 さてこうなってくるとパソコンのように新しい物が必ずしも良い訳では無く、結局はこちらの琴線に触れた物がその人にとっての名器と言う事になる。これは古い、新しいに関係ない。すると毎度言っている事だが、オーディオは技術的には進歩しているのかも知れないが、果たして出て来る音的には進歩しているのかと言いたくなる。

 

 まあ、古い物をいい、いいと言うのは年寄りの悪い癖かも知れないが、お若い方達も聴いてみては如何だろうか。

 

シュアのM6S。SPレコード用だが、モノラルLP用のM5Dとカートリッジ本体は同じ物のようである。ただ針が片方は2.7ミルのサファイア針、片方は1ミルのダイヤ針が付いている。私はモノラルLP用としても使いたいのでヨーさんに針を何とか作れないかとお願いしてきた。音は先程のピッカリングよりも更に分厚い音である。

 

ご覧のように少し見えづらいがM6Sと書いてある。フーさんは同じ形をしていたから、モノラル針と思って私に譲ってくれたようだが無理もない。モノラルLPレコードを掛けて余りに針が飛ぶのでもしやと思って調べたら判明したという訳です。

 

遅ればせながらゼンマイ採り

 ここへ来て急に暖かくなったので茨城へ行っている間もゼンマイの伸びが気になってしょうがなかった。実はウド採りへ行った頃がちょうど良い頃ではなかったかと思うのだが、茨城へ行く前日に採ってもその後の処理が出来ないのでウド採りにしていたのだ。

 

 だから帰って来て疲れていても翌日早速採りに行ったというわけです、ハイ。まあ、採りに行けば直ぐに疲れなんか忘れて嵌まって採ってしまうのですが。(笑)でも予想通り少し伸びすぎで開いた物が沢山有りました。まあ、この際少しくらい開いていても短い物よりは増しです。太い物を中心に採ります。

 

イカリソウが至る所に咲いていました。

 

まあ、これ位の物が一番良いのだけれど、そう贅沢は言ってられません。

 

 以前はリュックにふっとつ(沢山)採らなければ気が済まなかったんだけど、足腰も衰えたし、沢山採ればそれだけあとの処理も手間が掛かるというわけで、最近は自分の食べる分だけ採ってさっさと帰る事にしています。

 

最後に入った沢はまだ水芭蕉が咲いていました。

 

 今年は去年よりは早く採りに行ったんだけど、この陽気のせいで少し遅かった嫌いがありますが、比較的太いのが採れたので良しとしましょう。帰って早速茹でて天日干しです。そして毎日しっかり乾くまで揉まなければなりません。ゼンマイはこれが大変です。なのでワラビの方が面倒がなくて良いという人もいます。(笑)さてあと何年採りに行けるでしょうか。

茨城へオーディオ研修?

 恒例の春の茨城視察旅行? 今回はミーさんと二人でターさんとターさんのお友達のIさんの家を訪れる事にした。朝早い内に我が家を出てターさんのお住まいの小美玉市には午前10時過ぎ頃着いた。一当たり雑談をしたあとお昼を食べに行く。茨城はなんと言っても蕎麦が名物。毎回色んなお店に寄っている。(笑)

 

ここのお店の蕎麦は細麺だった。ターさんとミーさんは大盛り。私は小食だから(嘘つけ!)並盛りを戴いた。味は良かったんだけどもう少しそばつゆが欲しかったな。

 

 さてミーさんにとっては初めてのIさん宅訪問。どんな音が出るか興味津々のようだ。Iさんは以前縫製工場を経営していて、今は広いその工場の2階をレコード置き場やリスニング・ルームとなっている。

 

うっひゃあ、このスピーカーの並びは圧巻だあ。 真ん中下はスピーカーでは無く、蓄音器の名器クレデンザだ。

 

 Iさんは私と同い年。そのため私同様そろそろ終活を考えていて使わない機械はそろそろ処分を考えているそうだ。で、今使用しているスピーカーは縦に金線3本入っているスピーカー(ダブルウーファーになっている)とその隣の3WAYのスピーカーとそのまた隣の(写真に写っていない)スーパーウーファーに使っているスピーカーだ。何でもウーファーは個々のスピーカーの能率が違うため、マルチチャンネルにして能率を揃えているそうだ。従ってウーファーは全部46cm径で片チャン4本使っている事になる。なお、ドライバーはJBL375のダブル駆動、トゥイッターにもドライバーのJBL2445をお使いで、普通のトィッターを使うのは嫌なのだそうな。(笑)音は大変結構でした。

 

高域にもドライバーを使っている。

 

うわー、機械だらけだ。もう何でもある。(笑)

 

デンオンのダブルコンソール。懐かしいレコードも見えますな。

 

 さて街の銭湯に入り、夕食の買い出しをして愈々宴会開始である。飲みながら、くっちゃべりながら、音楽を聴きながらの楽しいひとときである。ターさんは大変なカートリッジコレクターで、色んなカートリッジを聴かせてくれて、私達に欲しい思いをさせる悪い奴なのである。(笑) 結局私はカートリッジ2本、ミーさんはカートリッジ、1本とレコード一枚を購入した。

 

ソニーの名器? VC20カートリッジ。シスコンに使われて一般売りはされなかったんだそうな。

 

ニートのカートリッジ。

 

フェアチャイルドの230。

 

フェアチャイルドのステレオカートリッジ、232。

 

フェアチャイルドXP3。もうミーさんは膨大な数のカートリッジを所有している。

 

 昨年と違って猫ちゃんが1匹増えていた。この子がまたやんちゃ盛りで、余程我々は気に入れられたのか、深夜まで付き合いをさせられました。(笑) まさかまた来年も1匹増えている? まさかね。ターさんのお家の猫は全部で3匹。みんな元気でいてね、楽しく茨城をあとにしました。

 

 

早すぎたあ

  今日は予定通りウド採りに行く。日曜日だし、人が余り来ないうちにと言う事で午前8時前に我が家を出発。現地に着くが今日も暖かい。本日もかなり気温が上昇しそうだ。もう結構出ているかも知れないと期待に胸を躍らせて採取場へ。

 

 ところがこれが全くの大外れ。何時も出ている所は何処を探したって1本も出てやしない。あらまあ、そ、そんな・・・。うー、早すぎたか。今年は雪が少なかったし、最近の暖かさから考えても早く無いと思ったのだが。

 

 しかし、良く考えてみれば雪が少ないと言う事はそれだけ雪の消えるのが早く、植物を育てる水分の不足が考えられる。しかも3月の気温は低かったから、尚更成長度合いが悪かったのだろう。確かに採取場所は何時もと違って全然湿っていなくてカラカラ状態である。これじゃあね。(涙)

 

カタクリは到る処に咲いていて圧巻だった。

 

今年も見つけましたよ、白いカタクリ

 

キクザキイチゲも満開でーす。

 

 だが折角来たのに戦わずしておめおめ帰るのも格好悪い。そこで無駄なあがきとは知りつつももう一箇所離れた所の採取地点に行ってみる事にした。ところが道が右上の崖に生えていた桜の大木が折れて下がり、塞がれていた。あれま、エライこっちゃ。どうしようかな。これをかき分け、道の向こう側へ出るの面倒臭いしなあ。それに目指す地点へ行って必ずしも採れるわけじゃ無し。大いに迷うベ。

 

 しかしまだ時間が早いし、空手で帰るのも癪だから行ってみる事にした。途中の道沿いも例年なら何本か採れるのに、今年は見えるのは偽ウド(私が命名した)ばっかりで全然見つからない。さて漸く目的地に着いたが、果たして有りや無しや?

 

 漸く1本見つけましたよ。こうなると俄然ファイトが湧く。その辺りを丹念に探して何とか自分の分くらいは採れましたが、とても他人様にお裾分けしてやるほどは採れませんでした。ただ周辺を探しているうちにちょうど良いタラの芽を結構採ったのがせめてもの救いです。捨てる神有れば拾う神ありってね。

 

 こうなりゃ茨城へ行って来てから再チャレンジですが、その前にゼンマイ採りにも行かなければなりません。こう急激に春の進み具合が早いとグズグズしていられません。急き立てられるようで敵いませんなあ。(笑)

 

 採ったタラの芽とウドは早速天麩羅にして夕飯のおかずになりました。揚げ立てのウドはやっぱり美味しいですね。ついでに採ってきたコゴミはゴマ和えの素が無かったので、しょうがないから茹でてマヨネーズを掛けて食べました。久し振りの山歩き、気分が清々しました。

明日はウド採りじゃー!

 本当は茨城へ行って来てからにしようと思っていたのだが、この陽気の案配だともう出ているのではないかと気になってしょうがない。というのも一昨年は4月20日頃言ってまだ早かったが、昨年は同じ頃行ってもう遅かったくらいだから、中々ドンピシャのタイミングで行くのは難しい。しかしここへ来て急に陽気が進んでいるから、茨城へ行って来てからでは遅すぎると思い、急遽明日行く事にした。

 

 なに、早ければ早いで気にする事は無い。遅すぎるより増しで、余りに早いのなら茨城から帰ってまた行けば良い。「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。ま、桜見物を兼ねてのウド採りと言う事になろうか。

 

 明日はかなり気温が上がって20度くらいになりそうだから、余り厚着はしない事にしよう。それはそうと山で冬眠から覚めた熊さんとバッタリ出会ったりしませんように。(笑)  今年はまだお山のカタクリを見ていないから、それを見るのも楽しみの一つだ。だからウドが採れなくともいいんだよね。(今から予防線を張っている?)

 

 それはそうとオイラの長靴ちょっと穴が空いてるんだよね。少しぬかるんだ所も入って行かなければならないが、大丈夫かな?(だったらケチしてないで新しいの買えよ!)エー、明日の午後は別な予定があるから、午前中の短期決戦じゃ。少しでも沢山採れればいいが。

 

 来週は色々日程が詰まっているので、茨城から帰った翌日の17日辺りにゼンマイ採りに行きたいのだが、生憎この日は雨の予報が出ている。何とか半日でいいからお天気が持ってくれればいいのだが・・・。とにかくこう急に季節が進んでゆくと対応が難しいですな。

春が無い!

 ついこの間まで寒い、寒いと言っていたのに、あっという間に暖かくなって今や桜が満開である。我が家の庭も漸く色んな花が咲き始めたし、散歩をしていて各家の草花を見るのも楽しみで有る。

 

 しかしこの日、月曜日は気温が20度以上になると聞く。そうするともう初夏である。春の季節が無かったかのように駆け足で通り過ぎてしまって、季節は一足飛びに夏へ入ろうとしている。どうやら日本はほとんど冬と夏の二季になってしまったらしい。

 

 こうなると季節の風情も何も無くなってしまいますな。日本は四季があるから美しい自然が出来るのです。二季だったらもはや日本という国の意味がありません。やはり地球温暖化は何とかしなくてはいけません。

 

 それなのに戦争に血道を上げる国が近頃は増えてきて困りますな。そんな物に国の大切な予算を使うくらいなら、少しでも地球温暖化を食い止める方にお金を拠出して欲しいものです。そして自信も頻繁にある。戦争なんかしている閑は無い筈なんですが、やはり権力者と言うのは歴史に自分の名を刻みたいのですかねえ。

 

 領土拡張するために戦をして反感を買うくらいなら、平和活動や、温暖化防止に協力してくれた方が余程偉人として名を残すのではないだろうか。独裁者殿、考え直した方が宜しいですよ。

 

 ちょっと脱線したが、段々季節感が無くなって行くのは寂しいですな。無くなって行くのは昔の懐かしい風景ばかりかと思っていたら、季節まで無くなってしまうとは。そのうち「北国の春」なんて歌の世界だけになってしまうのではないかと危惧してしまう。まあ、そんな事にならないよう特に大国の皆さん方にお願いしておきたいですな。