すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

「裏の山にいます」

 図書館から「裏の山にいます」と言う本を借りてきて読んでいる。作者の遠藤ケイさんは以前ビッグコミック誌で「男の民俗学」という連載を持っていた。様々な職人などを取り上げていてとても面白かった。私はその時からの氏のファンで一度ちゃんと単行本を読んでみたいと思っていた。房総や新潟の三条に(確か旧下田村だったと思うが・・・)小屋を建て自然と交わる暮らしをしている。都会暮らしは性に合わないのだろうし、人間は自然との関わりなしでは生きて行けないと感じての事だろうと思う。
 この本では山の植物や動物の事、それと自分がどうか関わっているかが四季別に書かれており興味深い。
 私は以前は自然になど全く興味は無かった。だが山登りをしたり、庭に花を植えたり、春には山菜、秋にはキノコ採りをするようになってからは自然との結びつきが強く感じられる様になった。そして自分が自然に生かされている事がよく分かり、自然に対しての敬意や畏怖という物を持つようになった。春の山、夏の山、秋の山それぞれに趣がある。最近大分よれよれになって来たが山からパワーを貰って何とか頑張って行きたい。そしてこの本を読んで一層山に親しみたいと思っている。
あ、ウチに遊びに来ていなかったら何処かの山にいます

遠藤ケイ著「裏の山にいます」