すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

お山はキノコラッシュ

 暑さを逃れて板倉町の光が原高原にキノコ採りがてら出かけた。光が原高原は牧場が撤退しているし施設が僅かに残っているだけで寂しい限りだが、それでもちらほら観光客が来る。もっともここはこの先にある信越トレイルの出発点があるから寧ろ最近はそちらの人気で集まってくるのかも知れない。いずれにせよ平日で混まないことを見越してのきのこ狩りだ。

信越トレイルへの登山口のある施設。周辺にはキャンプ場もある。

 出発して早くもおキノコ様発見。お馴染みチチタケだ。この位わかりやすいキノコはない。赤くて採取するとカサの裏に直ぐに白い乳液が出る。ぼそぼそする食感なので出し汁を取るのに良いキノコだ。さてさてその後も色んなイグチが顔を見せているが、皆大きくなりすぎて虫に食われているのが欠点だ。その中でも今迄余り見たことがなかったキノコがあった。キノコ博士のH先生に鑑定して戴いたらアメリカウラベニイロガワリだった。辺り一面固まって映えていた。後で図鑑で調べたら食用であった。惜しい!もっと丹念に見て虫に食われていない物だけを持ってくれば良かった。ついつい欲が出て傘のでかい奴に手が伸びてしまう。(雀のお宿じゃないんだから大きいのには手を出さない方がいいのに)で、結局持って来たのは皆でかく虫に食われていて駄目。その次に発見したのがニガリイグチモドキ。これもたくさん出ていましたがこれは苦くて食用になりまへん。中々食べられるキノコはそうは有りませんな。さて帰ろうとした時また別の大きいイグチを発見。これもでかいのを中心に持って帰ったら何とヤマドリダケモドキとの鑑定。しかし先ほども言った様にでかくなりすぎて駄目。かろうじて1本若いのだけが柄もしっかりしていて何とか食べられるようです。これも丹念に探せばまだ有ったと思うから熟々惜しいことをしたと後悔の念頻りです。よ〜し、次回は必ずリベンジするぞ〜。それにしても夏のキノコ狩りはブヨや蚊もいるし高原といえど決して楽ではありませんな。

あら〜、もったいなかったアメリカウラベニイロガワリ。