すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

停電

 近頃は災害時でもない限り、滅多に停電など起こらないが、私が子供の頃はめったやたらに停電した。消えて直ぐ点くことも有れば、なかなか30分以上も点かないことが有った。そうすると夜などは点いてないのはウチだけじゃないかどうか確認するために外へ出て辺りを見回したもので有る。

 あの頃は非常用の電源なんて無いし、せいぜい懐中電灯ぐらいしか持ってなかったから、それで暗い中を過ごした。電池が消耗すると悪いので、当然ろうそく様の出番となる。このろうそくの明かりが何ともいえず夜の雰囲気を醸し出して良かった。何でもかんでも明るくして見えるようにすればいいというものではない。だから近頃はリビングの照明などは凝ったものが結構有る。

 西洋人は眼の色素が少ないため、余り明るいのが得意でないと聞いた事がある。だから部屋の全体照明はほどほどにして、電気スタンドなどの部分照明を中心に使うのだそうな。明るい戸外では必ずと言っていいほどサングラスをしていますものね。

 江戸時代の行燈の明るさは豆電球くらいの明るさだったそうだから、新聞の字がやっと読めるくらい?毎日読んでたら目を悪くするだろう。そもそも行燈の油は菜種油の場合高価だから、夜書物を見るためになんぞ使わなかったに違いない。暗くなれば寝る生活だったのだから。(健全ですな)

 私みたいに毎日日付が変わる頃寝るなんて馬鹿者はいなっかただろう。そう言えば停電がやたら有った昔は確かに寝るのが早かった。(笑)政府も電気が足りないんだったら夜の10時以降は1軒あたり使用可能な電気量を減らすことを考えたらどうか?そうなれば冷蔵庫以外の電気を使うのを止めて早く寝るかも知れない。暗いと何も出来ないから早く寝る。すると子供の人口が増えるかも知れない。(ハイ、意味が分からない人は手を上げて!)人口減少に歯止めがかかるし、危険な原発を再稼働させる必要もない。政府殿、たまには停電させてみたら?