すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

・・・・になります

 「千円からお預かり致します」[真逆」「・・・・させていただく」「追い抜かす」などの耳障りな言葉は若者だけが使うのかと思ったら、最近は飛び火していい年をした大人まで使うようになった。特に「真逆」や「・・・・になります」はまさしく市民権を得たように使われている。でもちょっと待って欲しい。明らかに誤った表現は使って貰いたくない。今日の新潟日報にも書かれていたが、この「・・・・になります」は特に丁寧語と間違えて使われているのか、大人も頻繁に使ってきているから困る。

 「こちらチョコレートパフェになります」
ああ、そう?じゃあ前はクリームソーダかなんかだったの?
 「こちらが展望台となっております」
ああ、前は別な目的の場所だったけど改築でもして展望台になったの?
と、いちゃもんをつけたくなる。何ですっきりと「チョコレートパフェお持ちしました」とか「こちらは展望台です」と言えないのだろう。一体誰がこんなおかしな表現を使い始めたんだ?悪貨は良貨を駆逐する。おかしな表現の方がかっこいいと思われるのか、どんどん蔓延しているのは困った物だ。口うるさく注意する人が案外少ないのかも知れない。かく言う私もこの表現を使われた時、「じゃあ前は別な物だったの?」と嫌みの一つも言いたいのだが、余り座をしらけさせてもと思い、ぐっと我慢をしている。

 この話を書くのはもう2度目だ。それだけこの表現が定着してきていることになる。無理が通れば道理が引っ込むと言う訳で、誤った表現も使われ続ければ正しい表現になりかねない。しかし、どっこいそうは問屋が卸さない。今迄は我慢をしていたが、やっぱり我慢は体に良くない。これから「嫌なクソオヤジ」と思われて結構。口うるさく注意しよう。大人げないのではなく、注意しないのが正しくない大人なのだ。さーて、最初に誰に言うことになるかな?そう思うと今からワクワクしている「嫌なクソオヤジ」なのです。