今晩のＮＨＫの番組「ガッテン」を見ていたら老化防止についての内容だった。面白そうなのでそのまま見る事にした。それによると宇宙飛行士が宇宙に長く滞在すると筋力低下や平衡感覚劣化を起こすのは一種の老化で有るという。これは耳の三半規管内にある平衡感覚を司る耳石と言う器官の劣化によって生じる物だそうな。
この耳石は体の平衡が損なわれようとすると筋肉や各器官に指令を出し、バランスを保立てようとする。これが筋力低下や老化を防ぐことになるらしい。つまり宇宙空間は無重力で有るからこの耳石自体が無重力となり、器官内で安定しなくなるため老化や筋力低下を招くというのだ。
で、これが宇宙空間のみならず地上でも同じ事が起きるという。それはどう言う場合かというと、座ってばかりいる場合だ。つまり長く座っていると耳石による平衡感覚が鍛えられないため、老化を招くのだという。これはＮＡＳＡが突き止めた事で、証明も対策もされている。
ではその対策はと言うと30分に1回は立ち上がる事だという。座ってばかりいると22分寿命が短くなるとの事だ。そこで度々立ち上がる動作を繰リ返す事によって、平衡感覚力が鍛えられ、老化防止となるというのだ。これは下手に歩くなどと言うより、より簡単に、しかも手軽に行えて職場や学校で実践されているそうな。
これを聞いて私は
「そうするとオイラみたいな飽きっぽい落ち着きの無い奴は反っていい事になるな」
と思った。なぜならパソコンに向かって仕事をしていても30分もしないうちに嫌になって、直ぐに他の事をやろうとするからで有る。だから仕事は何でもあれもこれもやりかけとなる。散々他人様から落ち着きの無い人だねえと言われてきたが、ふふふ、これで君たち良く分かっただろう。ワシは自然とこの老化防止策を体得して居ったのだよ。伊達に落ち着きの無い性格では無かったのじゃ。ええうぃ、頭が高い！ 平伏せえ。（調子に乗るな！）
更にいい事にはウチは出入り業者（我が家の常連客の事）やその他の訪問客が多いから、否が応でも応対に立たねばならぬし、面倒くさいけど例え出入り業者で有ってもお茶の一つも出さなければならないから、頻繁に立つ機会がある。つまり家に居ながらにして老化防止を果たしてるという訳だ。
道理で私は他人様から若いねえと言われる訳だ。これもみな落ち着きの無い性格のお陰だ。よし、これからも情緒不安定路線一本槍だあ。え。そうじゃないだろうって？なに、立ったり座ったりするのは俺たち常連客が毎日のように遊びに行ってやるからだって？ そ、そんな理屈が・・・・・。（ウルサイ、感謝して平伏せえ！）
