Ｋさんに頼まれてDELLからノートパソコンを購入した。しかし届いてみて驚いた。簡単な機器の説明が英語と中国語で示された物が付いているだけで、マニュアルもな〜んにも無い。
もしパソコンを初めて購入した人なら面食らうだろう。しかも電源ボタンを押した後は素直にWindowsにログオンしない。様々な設定を経て漸くWindowsに到達する。まあ、初めてその機械を起動させるのだからやむを得ないかも知れないが、パソコン初心者だったら恐らく先へは進めまい。クーポン券やらを使って約4万円程で購入した物だからしょうが無いかも知れないが、これではあんまりで有ろう。
恐らくオプションで申し込めばマニュアルは就いてくるのかも知れないが、価格競争の果てがこれだとは情けない。せめて最低限のサービスが有って然るべきで有る。安く購入出来るのだからガタガタ言うなとDELLの方は仰るかも知れない。なるほどこれが不満なら他社のソフトやらしっかりしたマニュアルやらが付属したパソコンを買えば良いのだ。徹底的に省略する物は省力しないと恐らくこんなに安くは出来まい。
そう考えると幾分かは納得出来る。初心者は私みたいなベテランに購入やらセットアップを頼めば別に全然問題ない。Windowsやソフトの使い方は本屋さんで売られているマニュアル本を買えば良い。
それにしてもDELLだけでは無いが。パソコンメーカーは随分とケチになったもので有る。以前はWindowsのロムを始め、中にインストールされているソフトの解説書やインストールＣＤがてんこ盛りされていた物で有る。なかでもDELLは最後までWindowsのロムやドライバーのロム、ソフトのロムと言った物を添付してくれた。しかし今は上記のようにな〜んも無いので有る。DELLよ、お前もかと言いたくなる。
時代の流れという物は怖い物だ。以前はパソコンがそれなりに高価だったから、様々なサービスが出来たので有ろうが、価格競争がこれらのサービスを排除してしまったのだ。まあ格安航空会社みたいな物で有ろう。サービスを取るか、価格を取るかで有る。でもねえ、何度も言うようだけど最低限の物くらい有ってもいいんじゃ無い？
